Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Confession...
2010.08.02
TOHOシネマズの1ヶ月フリーパスをゲットしてはや11日目。
途中で寝てしまったので2回観た「インセプション」をカウントしても、すでに8本の映画を無料で観た計算。
まあ無料とは言っても、1本あたり2時間だとしても最低75本(実際はそれ以上)、時間にすると150時間の上映時間を費やした上で勝ち取ったものなので、単純に「タダ」っていう訳ではない事は主張しておきつつも、実際に無料というのは思いのほか結構重要な要素なわけで、そうなってくると今までなら気にもしなかった作品、そしてはなから観る気がなかった作品にも手を出してみようかな...なんて気が起きても不思議ではありませんよね。
という事で、今日は今までかなり意地になって観て来なかった作品をピックアップしてみました。
「告白」
一番最初のエピソードで終わっていれば、かなりいい作品。
あの時点であれば原作を読んでいる人にも、そしていない人にとっても考えるという余地を残しているし、逆に潔くて斬新なのでは。
僕も正直「もうそんなに時間が経った?」って勘違いしたくらいだし、「あ、本当に面白いんだな」って驚いたので。
でもそれ以降はどうなんでしょう。
何かそれっぽい音楽と映像でガッツリ誤摩化している感が否めません。
あれならお金の掛かったPVで、「告白」という小説にインスパイアーされた程度で充分なのかなと。
☆☆☆☆☆
原作を読んでいないので何とも言えませんが、日本人という民族の持つ陰湿かつイジメ体質を体現していること事自体よりも、この作品が興行において好成績を収めている事自体が病んでいるとしか思えませんでした。
明らかに「息もできない」や「ザ・ロード」をはじめとする暗いと思われがちな作品とは似て非なるものかなと...
あ、ちなみに何で今まで観なかったのかって?
単純に松たか子が嫌いだからです。
でも演技の質云々はともかく、彼女の最初のエピソードが一番よかったのは間違いありません。
ただ唯一好意的に考えてみると、僕にはこういう屈折した(と思われる)心理が全く理解できないという事。分かりやすく言えば反抗期の若者の心を体現した歌や小説、そして映画の良さが全く分からないと言えば、確かに分からないのも事実です。
もちろん分からなくて良かったと思うのも、これまた事実なわけです。


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