Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Dottore...
2010.08.17
確か任天堂がスポンサードしている1分間の雑学系だったと思うのですが「なぜ裁判官の制服は黒なのか?」というもの。 関係ありませんが、このシリーズ結構面白いんですよね(笑)。
で、この設問に対して僕が導き出した答えは「威厳を持たせるため」でしたが、皆さんの答えはどうでしょうか?
正解は...
「黒は赤や白など他の色と違って、どんな色にも染まらないから」。
なるほど至極真っ当なお話しに思わず「へぇ」って唸ってしまうのですが、残念なことに白黒付けられる正義そのものが減ってきてしまっているのも事実。そして必要悪がただの悪に成り下がってしまっている感じが否めないのもまた事実。
これからも複雑に成り得てしまうであろう世の中に、正義の定義はあり続けるのでしょうか?
「瞳の奥の秘密」
2009年度のアカデミー賞外国語映画賞を受賞した作品が早くも日本で公開!
ここ最近観たフランスをはじめヨーロッパ映画の多くが2008年制作かそれ以前だった事を考えれば、やはりアカデミー効果か?
いずれにしても充分にその恩恵を受ける事のできる作品。
刑事裁判所を定年退職した主人公にアルゼンチンの国民的俳優(と、どこを見ても書いてある)リカルド・ダリン。言葉はわからなくともその魅力は十二分に伝わってくるので、あながち嘘でもなさそう。
そして周りを固める俳優陣も頼もしく、こりゃ本国では34週のロングランになったのも納得。お話しも充分国民性を体現していて興味深くまとまっています。
★★★★★
終焉は相当ラテンマインドに溢れた作りですが、果たしてこれがどのジャンルの作品かとあれやこれや考えるのは野暮というもの。
ラテンよろしく感じたままでいいのでは...
そういえば今日のタイトル(=ドットーレ)ですが、この作品の中にも度々登場する言い回しで要はDr.(ドクター)の事で、学位取得者、つまり大卒の人を表し主に相手を敬う時に用いられるのです。
もちろん医者という意味もありますが、僕の住んでいたイタリアでは(当時は)大学進学率が決して高いわけではないので、アパートのインターホンにはわざわざ「Dott.XXXX」なんて名前の前に学位が付いたものがあったくらい(未だにそうだと思いますが)。
だから見習いの学生が高卒の主人公を「Dottore」というシーンがあるのですが、それを人に聞かれまいと慌てふためく主人公が印象的でした(笑)。
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