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石光 史明VISUAL CONNEXION C.E.ONY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪visualconnexion.com

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石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O

NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Sisterhood...

2010.08.08

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これだけ毎日ブログを書いていると、正直この話を書いたのかな?書いてないのかな?と自分でも分からなくなる事があります。

なので、きっとこの話も書いたことがあるかもしれませんが、僕には兄弟がいません。そして、東京生まれの東京育ち。

幼少の頃は父方の祖父母が同じ敷地内に住み、母方は渋谷区・大山町...こう書くと何か寂しいようにも感じるかもしれませんが、自分でそう思ったのはせいぜい子供の頃に行く「田舎」がなかったという事くらい。

不思議なことに上も下も欲しいと思った事が一度もないし、羨ましいなんて気持ちは今に至るまで皆無で、逆に兄弟姉妹がいる友達を見ながら「大変だなぁ...」とか「面倒くさそう」なんて冷めた目で見ていたくらい(笑)。

あ、そうか!
もしかしたら心の拠り所を探すというか、自分の場合必然的に早くから海外に出ると言うことに目が向いたのかもしれませんね...って、関係ないか、やっぱり?

トルソ

詩吟的というか、なにか日本人独特の(もしくは得意とする)ジャンルに位置するような作品なのかなと。

特に驚くような仕掛けもなく、淡々とある人物の日常が語られている。

あとで気付けばそれなりに壮絶なのかもしれないれけど、大なり小なり誰しもが持ち得る心の影。でもそれを影と捉えるか、ひとつの出来事と捉えるかはその人次第なわけで...

もちろん時が解決する事もあるわけで...

ある意味受け手の感受性というか、個性を確かめているような不思議な作品でした。

個人的には主観的なわかりやすいエロティシズムよりも、主人公が出先から帰ってくるシーンに、何か他人の日常を覗き見るようなリアリティを感じました。特に靴下の丈あたりに...

★★★★★

そういえば知人の妹にこの映画に出てくるようなある意味「無神経(自分勝手?)」な妹がいて、ただ花火のシーンを観ていて何となく「あぁそういうものなのかな?」って思ったのですが、きっとその事を知人に伝えたら「絶対にそんな事はない」って言うんだろうなぁ...なんて思ったりして。

やっぱり僕は一人っ子で良かった(笑)。

残念ながら東京での上映は終了してしまいましたが、これから名古屋や大阪はもちろん関東圏では神奈川など各地での上映が決まっているようなので、お近くの方はチェックしてはいかがでしょうか?




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