Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Trick or treat...
2010.08.12
僕が10代の後半の頃にはCDショップ全盛期で、一番記憶に残っているのが六本木にあったWAVE。店員さんの手書きによるリコメンドのPOPや視聴機なんていうのはここが走りだった気がします。
それからタワーレコードやHMVなんていう外資系も参入してきて価格競争(というよりも適正化)が進んだおかげで、書籍も含めて海外の文化を安価に手に入れる事が出来るようになったものです。
それにしてもWAVEのPOPにはいつも騙されてたなぁ...(笑)。
もちろん悪気ないのは百も承知ですが、いわゆる「ジャケ買い」のマジックと相まってコロってやられちゃう。また書き方が上手いんですよねぇ、だからこちらも学習するんだけど、気を抜くとついやられちゃう。
あれ今考えると、総額にしたら結構いい額になるんじゃないですかね?
「シルビアのいる街で」
これ僕がやってたら最初の10分で通報されて、次のシーンでは間違いなく調書を取られている事でしょう。
まぁそう考えれば、あれだけ歩いても「脇の下に汗一滴のシミもできない、青い目でロン毛のいい男」のように、いかに人間は主観でものを捉えているかという事をこういう形で表現していると無理に考えれば面白いかもしれませんが...
何て申しましょう...
可愛い女の子のジャケットにつられて手に取ったら、店員さん手書きのPOPの殺し文句に心を奪われ迷わず購入し、はやる気持ちを抑えて急いで帰宅して聴いてみたら20曲入りのうちTrack 7の、それもサビの部分しか良くなかった...そんな作品ですかね。
☆☆☆☆☆
音の付け方も、エキストラのわざとらしさも嫌い。
基本的に僕はこの手の作品を楽しむには人間が素直すぎるというか、普通すぎるつまらない男だという事かもしれませんので、我こそはと思われる方は是非ともチャレンジして頂きたいと思います。
ただ個人的にはあえてこの映画をジャンルにあてはめるとするならば、パニック映画ならぬ、パニッシュ(Punish)映画と位置づけたいと思います。
あ、意味合いは各自で解釈願います(笑)。


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