Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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あなたはVISIONAIREを知っていますか? <18>
2010.08.22
当時僕が住んでいたBroome St.のロフトからVISIONAIREまで行く途中。
LITTLE ITALYのあたりに差し掛かったところに、特に美味しいわけでもなんでもないんだけれど、一軒のピザ屋がありました。
テイクアウトも、イートインも出来るところだったのですが、良く13時頃にオフィスに行く途中にランチに立ち寄ると、ビデオ・アーティストのナム・ジュン・パイクがいつも同じ席に座っていたのを思い出します。
10代の頃から知っていた有名アーティストを目の前で見た衝撃は今でも良く覚えていて、「おぉ〜、さすがNYだ!」なんて勝手に感動していた覚えがあります。
何か脱線気味に当時の食べ物事情を書いてしまったように感じられるかもしれませんが、実はこういうみんなで食べるランチやディナーの中でそれぞれが持っているアイデアや次の号のテーマを話し合って、世間の人がビックリするような企画が生まれていたのです。
11号の「WHITE」も、実はスティーヴンがチャイナタウンで見つけてきた「ペーパーカット」を、ランチの時に持ち出してきて次のアイデアとして使えないかというところから始まりました。
そう、これに限らず彼が何の気なしに街中で見つけてきたものがポイントになっている号って結構あるんです。
例えば8号の「ORIENT」はその年のクリスマス休暇にスティーヴンとジェームス、そしてセシリアと訪れたバリに感化されて作られたものですし、44号のTOYSはSOHOを歩いていたスティーヴンがたまたま目にしたKIDROBOTのお店に入って話を持ちかけたのが始まりでした。
また直接本誌には関係ありませんが、パリのColetteから出したVISIONAIREのキャンドルも、実はスティーヴンとカール(ラガーフェルド)がNYの街中を歩いているときに屋台のハニーローストピーナッツ屋さんの前を通り過ぎた時にこの匂いを思い付いたのです。
またまた話がそれてしまいましたが、次回は前記の11号の解説をしてみようと思います。
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