Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Abbiamo capito?
2010.09.16
言葉って面白いですよね。
特に、母国語と外国語との兼ね合いが。
例えば「中東」。
あ、良く聞くけど実はあまり良くわからない...という方のために簡単に説明しておくと、西ヨーロッパ(正確に言うとインドを植民地化していたイギリス)を位置的に中心としたインドと近東の間を指す地域の総称だから、その真ん中にあり、かつイギリスより東にあるから中東。
なんとなく使ってるけど、日本中心に考えたら明らかに西に位置するから不思議に思いそうなのに、なんとなく流されてた人も多いのでは?
まぁ今日の本題はその定義ではなくこの「中東」と言う言葉、これを英語に訳すと「Middle East」もしくは「Mideast」。何のことはない「Middle=中」と「East=東」で「Middle East」っていう当たり前の結果なのですが、たまに、ごくたまになんですけれど、本当に相手が思っているのと全く同じ感覚で理解しているのかな?...って思うことがあるのです。
ほとんど「あ」って書いて何で「あ」って読むんだろうって言うのに近いんですけれどね(笑)。 でも、「あ」だったら自国の文化の中で一定のルールと時間の経過のもとで形成されてきたものだからまだしも、我が国は近代200年以上の間「鎖国」を続けていた訳で...
するって事は、一体(例えば)英語と日本語はいつ位から完璧に解り合えたのだろうと?それとも実はまだ解り合えていないのかなと?
だって生活や宗教観がまったく違った人が出会ってお互いチンプンカンプンなところから始まるんですよ!
そう考えると言語を研究しているというのはとてもロマンティックな職業だなぁと改めて思ってみたり...
「彼女が消えた浜辺」
正直宗教観にしろ、イランでの実際の生活すらも知らないからどう評価して良いのか(どう観て良いのか)が解らなかった作品。
面白いと言えば面白いけれど、つまらないと言えばつまらない。
イランにおける中流階級のバカンスというものが表現されている珍しいタッチの作品らしいのだが今いちピンと来ず。
心理サスペンスの要素は面白いけど、あれだけのオッサンが5人も揃って導き出した答えがそれかよ!って思わずツッコミたくなるのも事実かなと...
☆☆☆☆☆
珍しいっていうだけで過大評価するはどうなのでしょう。
ただ、もう少し彼の地について予備知識を入れてから観れば違うのかも...
だって何だかすごく大変そうなんだけど、どのくらい大変なのかが比較対象できないから大変さが伝わらないっていうか...
そういう意味では上映前にレッド・クリフみたいに前説があると良いのかなと思いました。
それにしてもあのラストはどうなのって...まぁ人それぞれですけど(笑)。


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