Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Let it go...
2010.09.17
幼少の頃の記憶として、比較的に恐いイメージが残っているのが実家の裏にあった母屋。父方の祖父母が暮らしていたのですが、いわゆる昔ながらの日本家屋の2階建て。
今思えば増築したであろう本玄関は洋館ぽくて素敵な作りだったのですが、子供にしてみれば何かお化け屋敷っていうのか、泊まりに行くのも勇気がいった記憶が(笑)。
ただ祖父母が在宅中は良いのですが、小学生も高学年になるとお留守番を任されたり。ありがた迷惑なんですけれど、まぁそれはそれで「お兄ちゃん」になった証し的な要素もあるので、断るわけにもいかず...
ただホント恐いんですよ!
何枚もある雨戸を2階から1階と締めて、朝になるとそれらを全部開けてあたかも誰かがいるかのようにするという作業。おまけに雨戸って言うのは当然遮光性が高いから、段々家の中が暗くなっていって。
で、恐いから電気をつけるんだけど最後に消し忘れて暫くたって家の方から母屋を見るとほんのりと明かりがついていて、自分が消し忘れた事なんて忘れてるから「泥棒が入ったのかもしれない」なんて怯えて、父親が帰ってくるのを待ってバット片手に確認に行った事を覚えています(笑)。
それに昔の雨戸は重かったし、小さい僕には樋に収めるのがなかなかうまく行かなくて。
ただ今でも鮮明に覚えているのは網戸の節から漏れる光が磨りガラスに逆さに映し出される姿が幻想的で。全ての雨戸じゃないんですけれど、ちょうどバス通りに面してる部屋でバスが逆さに反対方向に走って行くのを見た時には感動しました。
ピンホールカメラと同じ原理ですよね。
それにしても最近は雨戸じゃなくて、カーテンなんですね。
ビックリしました(笑)。
「オカンの嫁入り」
ツッパリかミュージシャン役の桐谷健太しか見たことがなかったので、こういう役をやると一体どうなるのだろう?というのが足を運んだキッカケ。
結論はすごく良かったし、要は格好いいんだなと(笑)。
でも本当に役柄をうまく表現していて、研ちゃんの優しさとか思いやりだけじゃなくて、内に引きずってるものまで伝わって来ました。
あれこんにゃくに切り目を入れてたのかな? 包丁さばきもいい塩梅で板についていて、年初に公開された比較的料理がメインの食堂ものの映画よりも綺麗だったし美味しそうだったのも好印象。
なんか月曜に観た「悪人」といい、ここ直近の日本映画、かなり良いんじゃないですか!? もちろん2つは全く別のテイストだけど、これはこれでアリだよなぁ...と。
そして、大竹しのぶがまた良いのなんのって。
やっぱりアフレコっていうのは難しいんだなぁ...なんて思うほど、アリエッティの時とは別人のよう。
★★★★★
昨日おとといの洋画2つが期待ハズレだっただけにスッキリ!
でもそんな事は無関係に良い作品。
あと、終わり方が優しくて僕は嬉しかったなぁ...と。
ああいう思いやりは大切です。
こうなってくると俄然「海猿」に期待しちゃうなぁ♪


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