Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Aichi Triennale 5
2010.09.07
5日間に渡ってご紹介してきた「あいちトリエンナーレ2010」。
最終回の今日は、僕なりの「まとめ」をしてみようかなと...
総評としては、とにかく楽しかった♪
そして、とにかく不案内だった。
この2つに尽きると思います。
前者はまるで宝探しのようにMapやガイドを片手に地元でもない見知らぬ街を闊歩するという行為そのものがまるで遠足か、はたまた巨大なテーマパークのよう。
ディズニーランドだって隅から隅まで全部好きと言うのはよほどのファンでしょうから、このトリエンナーレだって大好きな作品もあれば、箸にも棒にもかからない嫌いな作品があって当然。
アーティストの選出基準の詳細は知りたい所ですが、それらが万遍なく良いかどうかは問題ではありません。
このあたりはVISIONAIREも同じで、商業的に最低限の知名度を兼ね備えながらも、常に新しい才能を発掘できる場があるべきです。
でも、散々歩いた結果自分が好きな作品に出会えた喜びは、この形式だけの特権でもあるでしょう。本当に素直に楽しく堪能しました!
一方、後者に関して言えばオペレーションには改良の余地が充分に残されていると感じました。ユーザーフレンドリーでないというか、あれではせっかくボランティアで協力してくれているであろう地元の皆さんの好意が水の泡になりかねないのかなと...
あ、別に重箱の隅を突こうというわけではないのです。
とても面白かったので、次回は更に面白くより楽しめるようになればいいなぁ...という観客目線の思いからですので悪しからず(笑)。
その意味でいくつか具体的に例を挙げさせてもらうとすれば...
とにかく、オフィシャルホームページが見にくい。
一体どこで何をやっていて、誰がどれなのかが全くわからない。
アーティストのページを取ってみても、一体何の序列で並んでいるのかが不明。名前の昇降でもないし、会場別でもジャンル別でもない。
一応、会場やジャンルの項目はあるのですが、リンクが一列丸ごと張られているだけなので、それらをソートできるわけでもなく、単に個別のアーティスト紹介しか見られない。
これでは、始めから行く気満々の僕でも辟易したのですから、意思がない人が行くか行かないかを決める前に「つまらなそうな」印象を与えかねません。
せめて紙物ではないHPの特色を活かして、なんとなく展示されている作風がわかるサムネイルがあれば、限られた時間しか滞在できない人には効率良く廻る事ができるはず。
ただいざ出向いてみても、Mapの類が多い割りにはどれも見にくい。
地元の人なら別かもしれませんが、それ以外の地域から訪れた(どちらかと言うとそちらがメインだと思うのですが...)人からするとかなり見にくい。
その結果ボランティアの人たちにも情報が伝わりきれていないから、フタをあけてみれば何のことはない数軒隣の裏手にある壁画の位置を把握するまで結構いい時間を費やしたり、これも実際にあったのですがボランティアの方が持っているMapがそれぞれ違う場合があり、片方に存在する会場がこちらのMapには載ってなかったり...
改訂・改良版?が出るのは良いことですが、関係者全体でそれらの情報を共有する事が重要なのではと思いました。
そういう意味ではTOKYO ART BEATのようなiPadやiPhone対応アプリがあっても良いのでは?と思ったのは僕だけではないはず。
使わない人がいるのは勝手ですが、対応していないというのは2010年的にはどうなのかと。それこそ地元の学生が作ってお披露目したっていいじゃないですか。新たな発表の機会が生まれるはずです。
せめて作者と作品名、そしてそれを思い出せるサムネイルくらいは後からも知りたいかなと...え〜実は会場では後からでもHPで確認できると言われたので戻ってメモを取らなかったのですが、まあ実際は出来ないので...ねえ...
という訳で、先日からこのブログで掲載している写真にタイトルが記載されていないのはそれが理由ですので悪しからず。
あれ?
思った以上に量があるので、申し訳ありませんが今日はこの辺りで(笑)。
明日こそ間違いなく「あいちトリエンナーレ2010」最終回です!
おじゃまします。 あいちトリエンナーレで検索して来ました。
そうそう、公式HPの見にくいこと、同感ですので コメントさせていただきます。
行くまで 何をやっているのか さっぱり分からなかったんですもの。
行ったら かなり楽しかったので、 もうちょっと 公式HP考えて欲しいところです。
コメントありがとうございます!そう、ほんと宝探しみたいで楽しいんですよね。それも都市部で行われているっていうのが何か面白くてw 個人的には3年後の開催を今から楽しみにしています。なにせ初回でしたからね。パワーアップが楽しみです!