Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Aichi Triennale 4
2010.09.06
昨日もお伝えしたとおり、今日は僭越ながら僕的に一番好きだった作品をご紹介したいと思います。
もちろんこれ以外にも好きな作品は多数ありましたし、どれも甲乙付けがたいのですが、実にコンセプチュアルかつ地の利を活かした作品だと思えたと言うことでご紹介するのが、長者町会場・北部にある、渡辺英司さんの作品(...だと思うのですが...この点は明日のまとめで触れたいと思います。)
以前は繊維問屋の倉庫として使用されていた会場。
2階へ上がるとそこには図鑑から切り抜かれた15,000羽の超が壁一面に張り巡らされていて、その手間というか緻密さにまず驚かされます。
そして、3階への階段を登ると...
さらなる緻密なコンセプトがまるで時間と空間を間仕切りするかのように、実にうまく配置されています。
最上階。
久しぶりにお腹を抱えて笑いました!
こんなボロ屋(失礼)にヘリポートって!
本当はもう一点お気に入りの「人工芝の人工芝」っていうタイトルの作品があったのですが、これは是非会場に足を運んでご自分の目で確かめてみて下さい(笑)。
いずれにしても、何事においても緻密さを追及したものが、人々に感動や笑い、そして驚きを与えるという実に良い例。
確かに勢いやノリも大切だとは思いますが、それだけではただの自己陶酔の延長戦上にある悪ふざけ。子供のお絵かきや工作にも及びません。
わざわざ名古屋まで行って良かったと思える作品でした。
長々と書き綴ってきましたが、明日は「あいちトリエンナーレ2010」総評をまとめてみたいと思います。
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