Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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It isn't colorful at all.
2010.09.01
ここ最近邦画はやたらと漫画を原作にしているような気がします。
まぁ映画に限らずTVドラマもそうでしょうが、ストーリー的にも当たっていて、マーケティング的にも狙うべき層を絞りやすいという一石二鳥な感があるのも理解できます。書き下ろすリスクも、当てが外れるリスクも回避した気にはなれるのですから。
でもね、でもですよ、それ故にどう考えてもへんてこりんな色のカツラを被って漫画のキャラクター然としている俳優さんを観て、果たして本当に面白いのでしょうか?
漫画を読まないアラフォーの僕としては滑稽でしかありません。
でも実は昨日髪を切りに行った時にアシスタントの20代の男の子達も言っていました。「もういい加減漫画の実写化はいいですよ。つまらないです。」
これって本音だと思うんですよね。
どうせコケるのであればオリジナルの脚本で勝負したらどうなんでしょうか? だって正直そんなに来ないですよね?お客さん。
平日とは言え僕が行った回は10人いませんでしたもん。
なら次のヒット作を作り得る才能を発掘してみてはどうなんでしょうか?
アイドルの人気頼りに配給会社の売上に下駄を履かせるような物ばかりを作りづけていると、そのうち鼻緒も切れて誰も下駄を履かなくなっちゃいますよ!
「カラフル」
とにかく声優陣が酷い...っていうか酷すぎます。
これでお金を取るのは果たして合法なのでしょうか?
話が面白い(というよりもこの作品を観るであろうと予想するターゲットのリアルな悩みであろうと想像する)だけに、とても残念ですし、それだけにもっと本物を見せてあげたいと思うのは僕だけでしょうか?
だって「なんちゃって」で説いたら、その先の肝心な見出すべき答えだってブレちゃうと思うわけで...
まぁ作画を責めるのは予算的にも酷だと思いますが、「借りぐらしのアリエッティ」の凄さを再認識出来たという点では、特にジブリファンでない僕としては違った意味で大収穫です。
☆☆☆☆☆
直木賞作家のベストセラー作品(失礼、未読です)を実写にしなかった事は、昨今の風潮を考えれば褒め称えられるべき事かもしれません。
ただのっけから甲高くて聞き取りづらい関西弁の天使役には終始辟易するし、お母さんに至っては最悪のアフレコです。
その中にあって特筆すべきなのは早乙女君役の入江甚儀くん。
彼が多く喋り出す部分から、ようやくアニメーションに息が吹き込まれた感じになります。あとはアッキーナこと森明奈。彼女も至って普通でよろしいかなと...
え〜、業界関係者の皆さん。
しつこいようですが、そろそろ子役と(オリジナル作品が書ける)脚本家を育てるというプロセスを本気で考えてみては如何でしょうか?
もう少し本職の人がいても良いと思います。
それに長期的に見れば目先の利益をも上回る産業に成り得るはずだと思うのは、買い被りすぎなのでしょうか?
そんな事はないはず...だと思うんですけれどね。
何か生意気言ってスミマセン。
...って言うよりも、それ以前にお金を払ってわざわざ観に行ってスミマセン。
この作品、原作もそうだけ感情移入させてはいけない。その意味で考え抜かれた声優陣なんだろう。はなにつく、というのは分かるような気がするが、その時点で君はこの映画のターゲットじゃないということだ。
コメントありがとうございます。
普段だったら間違いなくスルーする作品だからこそ観てみたかった、自分は興味をもたないけれど、それほど話題なら観ておこうかなと。もう食べず嫌い、観ず嫌いで損をするとしでもないので...。だからそういう意味ですがりさんの仰る通り僕はこの映画のターゲットではないと言うことは百も承知で映画館に足を運んでいます。。ただ僕の言う声優陣云々に関しては、あんな素人の猿芝居に付き合う金とヒマはないと言うことをやんわり書いたまでです。本職の声優さんに失礼ではないかと。いずれにしても、稚拙な文章を読んで頂き、コメントまで残して頂いた事を嬉しく思います。ありがとうございました。