Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Itching for a scratch! 2
2010.10.06
早速店員に見せてもらおうと声を掛けると「これは友達に頼まれやつで、まだ売り物ではない」との事。僕と友達は「本当はこの店員の私物だよね」なんて会話をしていると見るだけならと言うことでカウンターまで持ってきてくれたのでした。
前日の友達の力説もあったでしょう、ただ実際に目にしたそのUREI1620はとてもコンディションが良かった事もあるのですが、それ以上に何よりもその「モノ」としての力強さに一目惚れしてしまったのです。
いてもたってもいられなくなった僕は「その友達は幾らなら売ってくれるのかな?」と尋ねると「900ドルくらいかな」との事。ちなみにこの時点の僕は市場価格とかを全く認識していなかったので(そりゃそうですよね、数時間前まで知らないんですし当時はネットも無かったから)無謀にも「もうちょっと安くならないの?」と値切り交渉を始めるとその店員が悩み始めたので「700ドル?」と水を向けると「それは安すぎる」と。
なんだよ、やっぱりお前のじゃねーか...なんて悪態を日本語で言いながら「それなら750は?」と新たに提示すると駆け引きはあったもののOKに。もちろん即現金払いが条件だったのでひとり友達を残し、店員の気の変わらないうちに近くのATMに駆け込み現金を引き出してお店に戻って購入したのでした。
とはいうものの、この時点ではこのミキサーしかないわけですから人情としてはターンテーブルが欲しくなるというもの。でもミラノを発つ時に売ってきた手前、今更買い直すのはなぁ...なんて思っても既にミキサーがある以上ほかに手もないわけで(笑)。
結局、SL-1200MkIIも日本では黒とか次のバージョンが出ていたので、オリジナルを買っておいても損はないだろうと無理矢理自分を納得させ、翌日同じ店に戻って購入したのでした。まぁある意味これが蟻地獄のようなバイナル・ジャンキーへの道だったのかもしれません。
まぁでも今でこそ40万近くする機材が750ドルで買えたのはひと言でラッキー♪としか言いようがないのかなと。
...って書いていたらまた長くなりそうなので、あと2回くらい引っ張らせて下さい(笑)。スミマセン。


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