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石光 史明VISUAL CONNEXION C.E.ONY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪visualconnexion.com

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石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O

NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Itching for a scratch!

2010.10.05

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この前の日曜に何気なくTwitterを見ていたらタイムライン上にこんなツイートが...

【お知らせ】本日パナソニックから封書にて連絡がありました。現在もDJカルチャーを支えているTechnics SL-1200シリーズが生産終了します。生産体制の維持や部品調達の困難を極め生産を継続することが厳しくなったとのことです。

渋谷と池袋に店舗を構えるPower DJ'sさんのツイートが回りに回って僕の目にもとまったのですが、何とも感慨深いものです。

思い起こせば一番最初に1200MkIIを買ってもらったのは13歳の頃。
小学校の頃からの家庭教師がいわゆるお宅DJの走りのような人(と言っても毎週ディスコでブイブイいわせていたようなイケてる口)で、毎週の授業の時にMIXテープを持ってきてくれて完全に感化されてしまったのです。

そして家の建て替えを機に、遂に手に入れたのがSL-1200MkIIだったのですが、この時は予算の関係で1台のみでそれから半年後のクリスマスか何かのタイミングで念願のもう一台を。

この時に一緒に買ったのが当時は逆輸入モノしかなかったVesta小僧のDMC-310というモデルで、そう、今で言うVestax(その後このモデルはVesta Kozoと英語表記されるようになる)で、まだ渋谷の川沿いにあったMTR PACO(現:PACO)で購入。確か当時は月に数台だけ入って来るというものだったと記憶しています。

それからはもうスクラッチやら繋ぐ事に夢中になり、FM東京か何かでDUB MASTER Xさんと藤原ヒロシさんが隔週でミックスしたものを流すのを欠かさずオンエアーチェックしていました(笑)。
1200.jpg
ミラノの自宅のセッティング(写真キタナくてスミマセン)

そして17の時にミラノに行くのを気に全機材を買い換え。
新たに2台の1200MkIIと、PMC-30のHFバージョンにさらにトランスフォーマースクラッチ用のスイッチ(元から付いていたがトークオーバーみたいなヤツだったのでレバータイプ)を追加したものを特注し、さらに今でこそ普通にあるターンテーブル用のトランクケース?もRUN DMCに感化されオーダーし、1個10万近く払ったのを覚えています(ちなみに僕のオーダーを機に製品化される事が決定したのでいくらか安くしてくれた記憶が)。

その後ミラノでの生活も6年の時間が経ち、比較的閉鎖的だったシーンのためか機材をいじる機会も減り、NYに移住するのを機に全ての機材及びレコードを売却。だって輸送コストもバカにならないし、良いタイミングかなと...まぁあとはこの時代に買い集めた雑誌や写真集のコレクションがハンパなくあったので、仕事柄そちらを優先させたのが実情です。

これ以降、今後一切レコードは買わないと心に決めたのですが、2年くらい経った時ですかね?たまたま高校からの友達でNYに住んでいたやつが週末に泊まりに来ていたのですが、彼が延々にUREIというミキサーについて語るわけですよ(笑)。

それでも全然興味は湧かなかったのですが、縁ってあるんですよね。
翌日その友人とCanal St.を歩いていると、いつも立ち寄るオーディオショップがあり、その奥にDJコーナーみたいのがあって何気なく機材を見ていたらレジの奥にあった黒い箱を見つけた友人が興奮気味に「おい、あれがUREIだぞ!」と...

スミマセン。
何だか書き始めたらかなり長くなっちゃったので、続きはまた明日と言うことで...(笑)。

1432twit.jpg                          miyazaki_gienkin.jpg




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