Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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It's just not primary...right?
2010.10.23
いつの頃からでしょう。「B級映画」なるものが流行り出したのは?
認識され出したのでも、言葉そのものが浸透してきたのでも良いでしょう。
自分の認識としては一部の映画ファンや専門誌を除くとすれば、「スタジオ・ボイス」を筆頭とするカルチャー誌が流行った80年代後半。当時こぞって特集を組んだりしていた記憶があります。ある意味他人が知らないものを知っている「知識欲」をひけらかす対象のような。
それに定義そのものも、何か適当な内容で見た事も聞いた事もない俳優さん達しか出ていない...とか、モノクロに原色を着色してお洒落っぽい音楽が付いていてなんて漠然なイメージ(偏見だったらスミマセン)。
で、気になって調べてみたら元々は結構ちゃんとした意味があったんですね。
新たなスタジオが誕生していた1920年代後半に、後の20世紀フォックス社が新しいスタジオを新築した際に以前使用していたスタジオを「Bスタジオ」と呼んで、前座用の低予算映画を撮影したのが始まりで、そこで撮られたものを「B-Picture」と呼んだのが始まりだとか。
いずれにしても今やそれ以下のものをC級なんて呼ぶ人もいる位ですから、その定義は曖昧。そうあとは観たあなた次第なのです...
途中まではビックリするくらい単調で、クスッとするところもなく「やっちまったなぁ...」的な作品。特にいわゆるグラマラス美女をみると辟易してしまう僕としては何も良い事なし。
でも意地になってちゃんと観ていると不思議な事に引き込まれていく感じ。いや、別に面白いってわけじゃないんですよ。でもイヤじゃない(笑)。
★★★★★
ただ個人的には映画が終わって映画館を出る時に監督がいて「なんちゃってゴメンね」なんて言いながらお金を返してくれるのも新しいかなと思いましたが、あくまでも笑い話として。
少なくとも今年ワースト1の「食堂かたつむり」よりも遥かに面白く、毒を吐くなら「食堂」の監督こそ出口で自腹でお金を返すべきかと。
いや、それにしてもB級映画って奥が深いんだなぁ...って改めて思いました。変にハマりすぎないようにしないと。
あれ?これってB級じゃなくてそれ以下?
真偽の程はご自分でお試し下さい(笑)...あ、最後まで観るのをお忘れなく。
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