Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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New tide...
2010.11.23
子供の頃から毎週欠かさず愛読しているもの...と言えば、僕は迷わず週刊新潮と週刊文春。あの「週刊新潮は明日発売でーす」っていうCMを覚えている方もいらっしゃるかもしれません。
特にどちらがというのではなく、その特集やスクープによって甲乙付けがたく、かといってどちらか1冊では物足りない気がしてしまう、そう双子のような存在。芸人のタッチを引き合いに出すと軽薄そうに思われてしまいそうですが、茉奈佳奈ほどコッテリしていないので、まぁそのあたりなのかなと...(笑)。
そして、5月にiPadが発売されてからは常に願い続け、ことある事にツイッターでもつぶやき続けていた両誌の電子書籍化、つまりiPad版の登場ですが、最新号の週刊新潮をパラパラめくっているとこんな広告を発見。
そう!遂ににこのほど週間新潮が電子化されたのですっ!
パチパチパチパチ!!!
内容は本誌と同じ物がPC版およびiPhone・iPad版があるとはいうものの、どうやら海外居住者に限定したサービス(きっと既存の販売ルートとか取次なんかを配慮したのでしょうが)という事ですが、AppleのApp Storeで購入できる=海外アカウントがあれば問題ないであろうと言うことで、早速ダウンロードしてみました(笑)。
左がiPad版、そして右が通常版。
こうしてみると当たり前ですがまったく同じで、逆に黒いフレームが凛々しく見えるほど...ってスミマセン、本当に待ち望んでいたのでイチイチ嬉しいんです!
ダウンロード時間はiPadからWi-Fi経由で35%の時点で15分ほど。
重さも通常版(11月25日号)206gに対してiPad(WiFi+3G・8G)の730gと重さでは圧倒的に通常版に軍配が上がってしまいますが、これからの寒い季節うっかり買い忘れてコンビニを徘徊する必要もなく、毎週リサイクルに出す必要もない。
それ以上に海外に住んだ、もしくは向こうで雑誌や新聞を買ったことのある方ならおわかりになると思いますが、とにかくボッタクリだろう!と叫びたくなる程の高さに遅配。20年も前のことですが、僕がミラノに住んでいたときには3日前の、それも読みたくもない朝日を500円近く払って読んでいた自分からは考えられないほどの手軽さ。
もっともいまではネット環境が当たり前なので、それほど日本語の活字に飢えるという事もないのでしょうが、やはり実際の誌面を読むように手にとってという感覚はiPadならではと思いました。
そしてやっぱりiPadといえば拡大(笑)。
上左の写真のように、通常版だと亀田3兄弟の末っ子の顔をこの小さなモノクロ写真から思い出すのは困難ですが、iPad版ならこの通り。あぁそういえばこんな顔だったってわかりますし、本当に年配者に優しい製品だなとつくづく実感。
目次機能やしおり機能も他のiPad版の雑誌よりもページ数も特集や記事も充実しているので瞬時に読みたい記事へと飛べるのでとても役立ちます。
また産経新聞iPad版と異なり、上右写真のように広告欄がグレーで潰れているのではなく「S」のロゴが入っているのも個人的には◎。だってただ塗りつぶしてあると読み込みに失敗したみたいでどうもいただけないと前々から思っていたので...
ちなみにこの週刊新潮iPad版のお値段、リリースでは450円となっていますが、US App Storeでは$3.99。今日のレートで言えば約330円なので、通常版を買うよりも20円ほどお得な計算。
まあ産経新聞(東日本)で比較するとひと月2,950円に対してiPad版が1,500円と値段だけでは断然お得感がありますが、今までの海外における価格と比較すれば現地にいる人にすればお安いはず。ただ新聞だって同じ事なので売上その他の弊害はあるでしょうが、国内でも300円くらいで購読できるようになれば確実に売上も伸びると思うんですけどねぇ...
でも単純計算すると、現状では円相場$1=87円になるまではiPad版の方がお得な計算なので、そのうち雑誌や新聞も為替レートを見ながら購入する方法を考える日がやってくるのかもしれませんね。
あとは文春がiPadに対応してもらえれば僕の生活はバラ色間違いなし。
文藝春秋社様!ぜひとも「週刊文春」の電子化をお願い致します!
もっとも目次機能で一発検索できなくても「淑女の雑誌から」は100P前後(98-104P)くらいの偶数ページにあるのはわかってるんですけどね(爆)。


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