Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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A decade...
2010.11.26
ちょうど「積み木崩し」なんていう、フイナム読者の皆さんにはまったく馴染みがないであろう書物が一世を風靡したくらい、公立校が荒れていた時代でした。
基本的に小中は地元の公立校で友達と仲良く...なんて考えていた父親もたまたま僕が行く予定となっていた中学が地元でも評判の良くない学校と化し、そんな所へそのまま行かすのはどうかと思ったらしくいま思えばかなりギリギリで進路変更を余儀なくされたと記憶しています。
何故に最終的にその学校になったかというのも、たまたま進学のことを相談に行った相手とその時に一緒に居合わせた方のご子息が全員その学校に通っていたので「まぁそりゃそんな所に聞きに行ったらそこが良いって言われるに決まってるよね?」という至極簡単な理由。
もっともこのブログでもいつも書いているように、運命なんてものは生まれた時から決まっていると考えるなら、僕が私立を受験するのも受かるのも最初から決まってた事なんですけどね...(笑)。
でも、そんな事でもなければ今の友達にも会えていなかったかもしれないと思うと、運命はともかく、人生って不思議な物だなぁ...なんて思ってしまう訳です。
公開10周年を記念して制作された、パート1の3D版。
これが正しい書き方かはともかく、単純に10年前の深作欣二監督がメガホンを撮った話題作を3D化した作品であって「海猿」のように3作品目が3Dなった訳ではありませんので、お間違えなく。
ただオフィシャルサイトにあるような「あの問題作が、3Dという武器を手に、新たなる衝撃を叩きつける!」なんて書いてあるような3D効果は皆無。正直あれで2,000円っていうのはボッタクリに近いと思います。10年前の作品という事も加味して、どんなに頑張っても価格据え置きの1,800円がギリギリの線なのかなと...
★★★★★
それでも作品そのものは全然色褪せていないというか、正直自分がこの作品を観たことがあるのかないのか覚えていないのですが、実に面白い作品。そして今考えると驚きに値するそのキャストの豪華さにも目を見張るものがあります。
まぁそれではコストが見合わないどころか、まったく別の次元になってしまうのも理解できるのですが、これだけ今や押しも押されぬ俳優陣が揃っているのであれば、どうせなら第1作目をオリジナルキャストでかつ新たな脚色を加えてリメイクで取り直すとか、もしくはその後を描いてみるとかの試みの方が相応しかったのでは?と考えるのは僕だけではないはずです。
とはいえ、「仁義なき戦い」シリーズを始めとする我が国に名を残す数々の名作を創り出した深作欣二監督の晩年の作品であることには全く異論の余地はありませんので、まだご覧になった事のない方は、この機会に劇場に足を運んでみるのはいかがでしょうか。
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