Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Such a disagreeable...
2010.11.10
80年代に世界中で大ヒットし、今でも何とか'80みたいなコンピレーションCDには必ずと言っていいほど入っている曲のひとつに「NU SHOOZ」というオレゴン州はポートランド出身のJohn Smith と Valerie Day という夫婦から成るユニットの名曲があります。
もともとは1984年に録音され、翌年4月に地元のレーベル Poolside Records から発売されポートランドのラジオ局で大ヒットを飛ばした物がオランダに渡り、そこでリミックスされた「Dutch Mix」なるものが評判を呼び再びアメリカに逆輸入され、遂にはあのAtlantic Recordsが嗅ぎ付け契約に至ったという経緯がある曲。
そしてその曲はその後1986年のビルボードのHOT100に3位にランクインしたあとは16週に渡ってチャートインし続けるという快挙を成し遂げた、ある意味名曲というか僕ら世代にはかなり懐かしい曲。
I can't wait...
それが1982年の舞台設定の作品で堂々と流れるのは茶番としか言いようがありません。もしかしたら当人達が結婚すらしてなかったんじゃないですかね(笑)。
別に重箱の隅を突いてるわけじゃないんですよ。
ただイチイチ詰めが甘いというか、この手の映画でディティールに拘らなかったどんな意味があるんだろうと思ってしまう訳で...
正直こんな不愉快な映画を観る機会もそんなにはないかなと。
たまたま上映していた映画館のリピーター割引(以前観た半券を持って行くと1,000円で観られる)がなかったら途中退場間違いないク○映画。
☆☆☆☆☆
確かに最後の10分はとても良いので無星という採点は避けましたが、そこがなかったら「かいじゅうたちのいるところ」となんら変わりないし、特に泣いている人がいたのは意味不明。
僕から言わせれば大して可愛くもない子供や子犬を街中で見掛けると偽善者宜しく猫なで声をあげる現象となんらかわりはありませんし、実に不愉快。
宗教観も時代背景も家庭環境や人物設定も何一つ満足に描けていない。
...っていうか誰なんだよ、あのフランス人の連中は?って感じ??(←観ていない方には申し訳ない)でイチイチ頭に来ます(笑)。
まぁ最後の10分と、そこまでの20分を足して短編程度に仕上げれば充分。いずれにしても1,800円の価値はありません。
とは言えあくまでも僕個人の感想ですし、これから楽しみにされている方もいらっしゃると思いますので、僕の他のポストも読んで頂いた上でフィルタリングして頂ければと思います。
黒が好きな人にピンクの良さを説いたところで無駄でしょうし、その逆もしかり。もしかしたら両方好きって言う人もいて当然なわけで...
基本的に映画は好みの問題だと思っています。
あ、ただちなみに冒頭の曲が流れていようがいまいが、僕の感想には別に変わりありませんので悪しからず。空耳だったらスミマセン。


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