Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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The jury brought in a verdict of...
2010.11.09
よくありがちな官製なものでしたが、受け取った当人たちの慌てぶりと言うか困惑ぶりは、いま思い出すとなかなかどうして滑稽で(笑)。
何人かに電話をして策を練るものもいれば、はなから行く気(行かなくていい理由がある)ものも。
ただ一様に遂に来たかという感はひしひしと伝わってくるわけで...って、これ何の事だかわかりますか?
そう、日本でも昨年の5月から執行された陪審員の召集の手紙の事なのです。
もっとも日本では裁判員制度と呼ばれていますが、基本的な考えは同じ。
無作為に集められた一般市民が法とそれぞれが持ち合わせた常識とを照らし合わせて被告に判決を導くという、事なかれ主義の日本人にはかなりハードルの高い制度ですが、ディベート慣れしたアメリカ人でも嫌な気持ちを抱くのは変わらないようで、皆一様に困惑するのが印象的でした。
最も、結果的に法廷に立ったものは一人もいませんでしたが、皆さんならどうしますか?
もしかしたらすでにその責務を全うした人もいるかもしれませんね。
バナナマン設楽のいつも通りの演技?が光る作品。
もちろん本職でない人にありがちな目で演技する場面も見受けられますがそれとて一瞬で、なかなか多彩な人なんだなぁと...
★★★★★
失笑ではない感じのいい笑いが終始聞こえてくる作品。
そしてそれだけで終わらないのは傍聴ブームを引き起こしたと言われるほどヒットした原作のお陰か。
正直もうちょっと脇をガッツリ固めればハリウッド的な実験作にも劣らなかったのではと思うのは僕だけでしょうか?
まぁ脚本ありきでしょうが、コンビを組む日村との作品への理解の差と言うか、器量の違いがはっきり出た作品ですが、二人の立ち位置を考えればちょうど良い加減なのでしょう。
個人的には結末は違った方が映画としては面白かったかなと思いました。どっちらけをするにはちょっと力量不足な脇が目立ちます。
あ、片瀬那奈のスーツ姿はグッと来ますよ(笑)。


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