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石光 史明VISUAL CONNEXION C.E.ONY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪visualconnexion.com

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石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O

NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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2010.12.06

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ハラスメントという言葉が浸透してからどのくらい経つのでしょう。

個人的にはこの言葉が確実に認識されたあたりから、文字通り性的にもそして権力的にも一方的に理不尽な嫌がらせというものも表面化したと同時に、何でもかんでも「セクハラ」だ「パワハラ」だと表現する事によって、性的にも権力的にも何か腰抜けになってしまった気がするのです。

ちょうど「ストーキング」という言葉によって恋愛の在り方が変わってしまったのと同じように。

いや、別に嫌がらせを助長するわけではないのです。
でも古代から人間という生き物に関わらず繁栄するという過程において大きな原動力を、我々人類にしか得ることの出来ない「言葉」という特権を用いることで「放棄」と言うと大袈裟ですが、本来なら洗練されて進化すべきなのに「退化」してしまったのでは?と感じざるを得ない、言うならば「セルフゆとり」のような甘えを自らの手で日々植え付けているのではという気がしてならない場面に良く出くわします。

地位が人を作るとは良く行ったもので、重要なポストに昇進することで自ら襟を正して日々精進する事ができるだけなら容易いのですが、それにはあまりにも誘惑が多い世の中になってしまったのは確か。

どちらに転ぶかはあなた次第でしょう(笑)。


1971年に米・スタンフォード大学で実際に行われた実験を題材にした映画ですが、出演者(被験者?)よろしく途中からは思わず「キィィィィー」っとせずにはいられなくなること間違いなしの心理ホラー。

主演のエイドリアン・ブロディーとフォレスト・ウティカーが、そして脇を固めるキャスティングの妙がそのイライラを更につのらせてくれます(笑)。

★★★★★

よくもまぁこんなに憎たらしい感じや一癖ありそうな感じのやつを探してくるなぁと思うのですが、そこは「キャスティング」という職業の腕の見せ所でもあり醍醐味なのでしょう。

個人的にはエイドリアン・ブロディーがタフガイに振れれば振れるほど笑いをこらえるのに必至なのですが、それ以上に彼自身がピアニストのイメージを払拭するのに藻掻き続けている方が必死なのでしょう。

ホント地位は人を作りますよね。
ただ最低条件があるんですよね...それは周りの環境。部下だったり上司だったり...じゃないとその本領というか「らしさ」を発揮しない。

何を偉そうにと思われるかもしれませんが、これは僕自身の実体験です(笑)。

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