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石光 史明VISUAL CONNEXION C.E.ONY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪visualconnexion.com

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石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O

NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Magic numbers...

2010.12.07

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突然ですが、フイナム読者の皆さんはお金の管理ってどうされていますか?

もっとも学生の方もいれば社会人の方もいらっしゃると思うので一概には言えないと思いますが、毎回決まった額を一定の間隔でおろして使う人や必要な時に必要なだけおろす人。逆に現金は全く使わずにクレジットカードを多用する人など様々だと思います。

ちなみに僕は断然クレジットカード派で、一番の理由はポイントが貯まるという事。それなら現金の方が率がいいと思われるかも知れませんが、それはポイントカードの付与など一定の条件下におけるもので、それとて常に携帯していなければ意味がない。その点クレジットカードなら(僕の場合)持ち忘れる事はないし、何よりも簡単でお金の使い道が記録に残るという利点がある。だから下手したら1,000円ちょとでも使います。

じゃあ現金は?というと、もうこれは完全にその都度派。つまり1万円が必要なら、必要な時に1万円をおろして足りなかったらまたおろすというもの。これは長年のNYでの生活が大きいと思うのですが基本24時間のATMが街中どこにでもあったので、持ち歩く必要がなかったというか、その時の癖かなと...

日本でも以前は今のようにコンビニでもお金がおろせるという訳ではなかったので、夜中に女の子をお茶に誘ったくせにお金を持ってなくておごって貰うという事が結構あったのを覚えています(笑)。

まぁここまでは額の差こそあれ、ある程度理解できると思うのですが、もっと全体の流れって把握していますか? もちろん毎月入ってくる額は知っているとしても、全体でどのくらいのお金が動いているかご存じですか? 気付いたら使っちゃってたなんて方も結構多いのでは...

「ん?」と思ったあなた、まさか出納帳なんて付けてないですよね??


実際にあった168年前の家計簿から解き明かす当時の生活...
数字そのものは嘘の付きようのない完全なものなのですが、その数字と数字の隙間にある計算不可能な、書き記すことのできない物語が実に面白い。割り切れない辺りがこの作品の面白さなのだと思いますし変に壮大な時代ロマンスよりも、よっぽど現実的かつ官能的なのでは?

★★★★★

いや、仲間由紀恵が良かった。
正直今までこの人は何をやっても同じにしか見えなかったけれど、この作品は最初彼女だ気付かないくらいに演技の幅が広がった気がしました。

残念なのは親子3代を描くという部分において、7代目にあたる中村雅俊演じる猪山信之の孫、つまりこの物語における堺雅人と仲間由紀恵夫婦の子供にあたる9代目の猪山成之を演じる役者さんと彼女の年齢差があまりにも近すぎて、いまいちピンと来ず。

いや幼少期はいいのですが、成人したあたりからはどうしても夫婦にしか見えなくて、晩年期入ってようやくメイクのおかげでバランスがとれたという印象。ただ当時の感じからすれば若くして嫁いで子を授かる事が普通だとすれば、まぁ有り得る話なのかなぁ...なんて思っても見たり。

そんな事も含めてあれやこれやと思いを巡らせられる作品でした。

ただ自分もこれを期に事細かに帳面でもつけてみようかな?なんて思ったのは僕だけではない事でしょう。

あ、ちなみに今この瞬間の所持金は1,000円ちょっとですが、何か?
↑マジです(笑)。

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