Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Another king of pop...
2011.01.06
僕がもっとも影響を受けたアーティストと言えば、アンディー・ウォーホールとキース・ヘアリングで、これは過去に何度もこのブログで書いてきた(と思う?)事。
特に理屈や芸術論がある訳ではなく、本当にパッと見で引き込まれてしまったもの。そう、きっと子供がミッキーとかドナルドなんていうキャラクターを好きになるのと同じように、僕は2人の作品に引き込まれてしまったのです。
そう言う意味では、村上隆さんなんかも僕的には同じ理由。
...というか、理由がない。単に好きなんですよね(笑)。
まぁ今でこそ後からああでもないこうでもないってウンチク垂れたりもできるんでしょうけれど、正直に言えば完全なる後付。まぁそれで良いと思っているのですが、この前記の並びからして「あれ?バスキアは?」って思った方もいるはず。
はい、単に嫌いなんですよね。
全然受けつけない...
で、正確に言うのであれば、嫌いだったんですよね、この映画を観るまでは。
「バスキアのすべて」
もしジャン=ミッシェル・バスキアの事を知らない読者の方がいるのであれば、是非観て下さい! そして嫌いな方も是非!
見終わった率直な感想として、彼自身の事そして彼の作品をかなり好きになる事ができました。ただこれを恥ずかしながらとか、遅まきながらなんてへりくだるつもりは毛頭ありません。
だって僕自身はもう知ることが出来たんですから。
でも「聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥」ではありませんが、「知らぬは一時の恥、知ろうとしないのは一生の恥」だと身をもって体験できたので、是非とも若い人にこそ観てもらいたい作品です。
★★★★★
80年代のNYポップカルチャー・シーンが一目でわかるだけでなく、彼らと同じ時代を生きていきた友人・知人達の生の声を通して、本人達の肉声と相まって当時の情景を思い起こさせられます。
何人かはVISIONAIREにコントリビューションしてくれているアーティストや作家がいたし、Glenn O'brienなんかは家まで原稿を取りに行ったり、スティーヴンの家での感謝祭のディナーで一緒だった事を考えると、改めて彼の重要性というか、ポジションを知ることができたりと感慨深いものがあったのも確か。
いつか折に触れ書きたいと思いますが、US VOGUEのeditor-at-largeのAndreがKarlの事や昔の話を生き字引のように話してくれたのを思い出します。
いまやキチンとした雑誌が少ないからこそ、この作品に触れることによって何らかの刺激を受けて貰えたらいいな...なんて珍しく老婆心が芽生えてしまいました(笑)。
いや、その上で嫌いなら、それでいいと僕は思います。
最後に、観てない人もしくはご存じない方には全く解らないと思いますが、今年はMr.CHOWに何回か行きたいなぁ...うん、これが僕の今年の抱負です。
それほど特別っていう事です。


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