Nerd? - Boolog A Go-Go!（石光史明）

｢Are you on Facebook?」

いつの頃からでしょう。海外から来た友人や向こうに行って知り合った人からこう聞かれるようになったのは。

最初の頃は何の事やらでしたが、それでも「招待状」が結構いいペースで届くようになり徐々に全貌が明らかにはなったものの大して興味を抱くわけでもなく、放置すること早数年。

その間ツイッターにはハマったのですが、何故かフェイスブックには全く興味が湧かずじまい。まぁその理由の1つとしてはこのブログの存在も大きいでしょう。

もっとも僕自身がそんなに人と繋がっていたいと思わないと言うところが一番の理由だとは思うのですが（笑）。

でも日本語（漢字）が140文字以内に収めるというツイッターの特性に合っていたという事と、そこに収めるために自然と言葉を研ぎ澄ましていくような「自動添削機能」のようなものが備わっていた事も僕がハマった大きな理由だと自己分析しています。

だからもし自分がメインで使う原語が英語などのアルファベットだったら話は違っていたかもしれませんね。だってそれだととても言いたいことを140文字にまとめるって大変ですもんね。

とは言うものの、実は僕もアカウントはあるんですよ...フェイスブックの（笑）。

でも作った瞬間から「もしかしたら？」ってビックリするくらいの海外にいる（特にVISIONAIRE関係）の友達のアイコンがズラーっと並んだのを見たら尻込みしちゃったんですよね...っていうか、「別にみんなが何してるか知りたくないし、逆に知られたくない！」みたいな（笑）。

でもそろそろ重い腰を上げなきゃいけないんですかね？

｢ソーシャルネットワーク」

なるほど。本年度No.1の呼び声も高いっていうCMもあながち誇張ではない気がするほど良くできています。

というよりも、あっという間に作品に取り込まれてしまい、ドッグイヤーと比喩されるように彼らと本当に過ごしたかのような時間の錯覚を受け、あっという間に終わってしまいます。そして、その先が知りたくなってしまうのです。

もちろん今や世界最大のSNSが誕生する瞬間が知りたいというのもあるでしょうが、映画になる実話はこれが初めてではないのですから、ジェシー・アイゼンバーグ扮する創立者マーク・ザッカーバーグのようなタイプの人特有であろう話し方や理路整然としつつも、大衆とは合い馴染まなそうなたキャラクター作りがその一番の理由だという事に異論はないはずです。

そしてそれを取り巻く人々の描き方がとてもうまい。

アクションムービーでもないのに、そのスピード感に久々にワクワクしました！

実際の彼らを取り巻く環境のように、若手キャストの台頭も面白かった！

★★★★★

正直ゾンビランドを観たときには「冴えないヤツだな」と思ったので一言も触れることがなかったジェシー・アイゼンバーグ。今回も相当冴えないヤツなんだけど、彼は間違いなく冴えないヤツをやらせたら今や世界で一番でしょう！もちろん最大の讃辞としてです！

それにしても映画館から出て来た瞬間に高校時代の3人の友達からフェイスブックの友達承認が来ていたのには笑いました。

いや、笑ってる場合じゃないな。

お友達限定ではじめてみますかね？

それにしてもあの日本語環境なんとかなりませんかね？

HootsuiteにしてもWindowsにしてもそうなんですけれど、ああいうの作る人には日本語のスキルって必要ないのかな？って思うくらい奇怪で...あれなら英語のままの方が良いと思うのですが...