Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Elegy?
2011.02.20
ベルリンの壁が東ドイツ政府によって建設されたのが1961年の事。
それから1989年に崩壊されるまでの28年間、東西のドイツが文字通り分け隔てられたわけですが、実際に崩壊した際には一体いつ建設されたという事実よりも壁そのものの存在の方が大きすぎて、もっと長い間残酷な事が行われていたという強烈な印象だったと記憶しています。
そう考えると、朝鮮半島における北と南が分け隔たれたのは第二次世界大戦が終戦を遂げた1945年の事。66年というあんなに衝撃的だったベルリンの2倍強もの長い時間を家族と生き別れ想いをつのらせている人々が今この瞬間もいるという事実を改めて考えると、驚きを隠さずにはいられません。
1986年にジョン・ウー監督によって世界的に大ヒットを飛ばした同名作のリメイク。
今回はそのジョン・ウーが製作を担当し、新たに韓国人のキャストと監督を起用し韓国映画として再び...と言えば聞こえは良いのですが、確かに話しの良さはサラブレッド級だし、チェ・ジンモをはじめイケメンキャスト陣が勢揃いしているのですから面白くないはずがない...はずだったんですけどね。
☆☆☆☆☆
本当は★かなぁ...とも思ったのですが、どうも「あの作品だから間違いない(であろう)」という部分とキャストの良さに頼り過ぎてしまっている感が、後半に行けば行くほどそう思えてきてしまって仕方ありませんでした。
そして何よりも(ここが一番残念なのですが)それぞれのエピソードがスカスカ過ぎて最初は勢いで誤摩化されるんですけれど、2時間超の上映時間だと「あれ?」って気付いちゃう所も多くて後半は食傷気味。
あと30分短かったらいい感じで誤摩化せたのになぁ...というのは親切過ぎますかね(笑)。
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