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石光 史明VISUAL CONNEXION C.E.ONY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪visualconnexion.com

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石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O

NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Fear or anger...?

2011.02.12

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恐っ


前作の1よりもテンポが良いから思わず引き込まれてしまいますが、これ以上は野暮というもの(笑)。

まぁとにかく劇場に行って観て下さい(笑)。

★★★★★

但し...
どうしても納得いかない点がひとつ。
実際の本編には関係なく、日本の配給会社さん?のプロモーション手法について思うことがあるので書きたいと思います。あ、マツコがどうのっていう話じゃありませんよ(笑)。

ここから先はネタバレというわけではありませんが、人によっては面白さが半減してしまう可能性があるので、すでにご覧になった方、もしくは全く観る気がない方のみスクロールして読んで下さい。




































配給会社の方にお尋ねしたいというか、その良識を疑うのは、この作品の本編開始前に挿入される「エンドロールを最後までご覧下さい。真実が全て明かされます。」的なもの。

アレ何なんですかね?
本国で公開されているやつの前にも、英語で同じのが入るんですかね?

ならば問題ありません。
以下は忘れて下さい。




ただ、もし日本独自のものであるならば、散々待った挙げ句に「秋に第3作公開予定」って何なんですかね?

稚拙というかセンスの無さにあきれて物も言えません。
もし自分が制作者だったら気が狂う程に怒りに満ちあふれる事でしょう。

あれを考えた人にも、承認した人にも理由を聞きたいのですが、まさか「いいね!」なんて思ってないですよね?

エンドロールなんて観るも勝手、観ないも勝手でいいじゃないですか。

少なくとも僕の場合はあれを観た事によって、本編開始に冒頭に流れる英語のキャプションの(制作サイドの意図による)効果的な演出により途中から「あれ?これ実話なの?本人なの?」なんていう疑問と共に恐怖感を抱きながら観ていた(楽しんでいた)にも関わらず、言われた通りにエンドロールなんか見ちゃったから誰々役は誰々なんていう無粋なものを見てしまって実に損した気分。

前作よりも遙かに面白いのに。
本当に残念。

「あれ本当の話?再現?」
「いや最初のテロップからしたら本当の画像じゃない?」

...なんて、観終わったあとのカップルの楽しい時間のを奪っているっていう事を認識すべきですよ。映画を観に行くっていうのはそこまでをも含めた娯楽だと思うんですよね。

だし、そこがモキュメンタリーの醍醐味でしょうに。

普通の人はシノップス読んだり、媒体用のリリースを読んでから観るわけじゃないんですから。

だってよく考えてみて下さいよ、あそこに集まった人はあの映画を観たくて「わざわざ」劇場まで足を運んで来ている人であって、たまたま来たわけじゃない。ましてやTVをつけたら偶然やっていたわけでもない。

だからこそ口コミを狙ったんですかね?
だとしたら最低ですね。実に下らないと思うのは僕だけですかね?

公開日には配給会社の方も立ち会いしていると思うので、終わった後の「ふざけんなよ」を始めとする失笑をどう感じたんですかね?まさか「ウケた」とは思わなかった事を心から願います。

もし部下の方からそのような報告を受けているとしたら、それは嘘です。
皆さん口々にボロクソに言ってましたよ(笑)。

何もしていないからではなく、している何かにセンスがないから映画館に人が来ないって考えた事はないんですかね?作品と全く関係ない音楽やタレントさんを起用しないと話題にならないのは、今の日本のエンターテインメントの概念がおかしくなってしまっているから仕方ないし、受け手の問題なので配給会社の力ではどうにもならない事でしょう。

ただ映画館の中で流れる本編には全面的に責任を負うべきだと思います。
その責任とは制作者の意図通りに上映されるべきで、赤の他人が後付して何かを煽るのは見当違いも甚だしいのではないでしょうか。

エンドロールの先に何かがあるとすれば、それは最後まで見届けた人へのご褒美であって、続編とはいえ、本編とは関係ない無粋な宣伝であるべきではないと僕は思います。

自信を持って最初からそう言えばいい。
その方がよっぽど焦れる。

ダサ過ぎます。

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