Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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zhuō liè de zuòpǐn
2011.02.08
だから学校の給食はもちろん、兄弟や家族の多い家に泊まりに行った時や歳事で親戚が集まった時には興奮して、仮に家で食べているものの方が食べ物単体として美味しかったとしても、それ以上の価値を見出だすことができたものです。
ただいつしか時代は「個」が優先されるようになり、レストランはおろか最近はラーメン屋さんまでもが個室がもてはやされる有り様。
それが感覚的に豊かな事なのか、もしくは文化的に乏しくなってきてのかは意見が別れるところでしょうが、少なくともこの作品における全ての食事のシーンは、僕が想い描く中国における心温まる家族の食事像だった事には違いありません。
「再会の食卓」
...とは言うものの、それ以外は箸にも棒にもかからないかなと。
奥さんのカツラみたいな不自然な髪型も、彼女と元旦那と今の旦那を含めた3人の演技も一方通行どころかスカイプで会議をしているよう噛み合わない感じ。
おまけに最後の方はストーリーとして、常識として辻褄が合わないというか、よくこれで映画を作ろうと思ったなと。
史実を基に作られたとの事ですが、だとすればある意味冒涜に近い気さえします。
...よって、無星。
但し前記の通り、食事シーンに関してだけは、柴崎コウ主演の「食堂かたつむり」の10,000倍も秀逸。
でもそこじゃないでしょと...チャンチャン。


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