Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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A Crib...
2011.03.04
正直みなさんはどう思いますか?
たかがカンニング。逮捕までするべきじゃないって感じですかね?
それともこれだけ世間を騒がせたのだからこれくらい当たり前?
個人的に言えば慶應大学教授だった片山総務大臣の発言の趣旨と同じく、学校側の危機感(管理)が甘いという事。この一言に尽きると思うのです。
もちろんカンニングは立派なルール違反。
だからバレれば罰せられるのは当然で、今回の場合だって合格が取り消されるのは当たり前だけど、いっても私立校であれば将来その大学の受験資格がなくなる...ぐらいが相当じゃないのかなと...
みんなとは言いませんが、誰だって身に覚えはあるでしょうに?
ただ見つかればテストは0点。
廊下に立たされるのは当たり前で、悪質なので停学、最悪退学っていうのが常識の範囲で(大学受験で全国から相当数が受けるとは言っても)偽計業務妨害容疑で逮捕って...偽計って何だよ?ってツッコミのひとつも入れたくなるのを抑えたとしても、まずは大人サイド、つまり学校側の管理能力を咎めるべきだと思うんですよね。
要は自分たちの無能っぷりをネットなんかでバラされちゃったもんだから、年寄りが意固地になって大騒ぎして19歳の少年をスケープゴートにしているとしか思えない、この年齢独特の幼児性を感じざるを得ないといったところでしょうか。
だって2011年ですよ!先生方!
僕が初めて携帯を持った23年前とは違うんですよ!
カメラも使えるしメールも打てる。もはや常識じゃないですか。
電源を落とすように何度も警告したって?お前アホか?と言いたい。
自分たちの手間が増えるから?管理が大変だから?理由は何だか知りませんが、茶封筒1枚に名前を書いて預ければ防げた問題でしょうと...
我が校を受験するものそれくらいの常識は兼ね備えろなんて思ったんですかね?
ハッキリ言いますけど、映画館で上映中に電話が鳴っているのは十中八九いい歳したオッサン達ですよ。
もちろん、来年から携帯管理を徹底したら今度はどうやって持ち込むか、もしくは小型カメラを仕込んでワイヤレスで飛ばすなんてハイテクいたちごっこにだって発展しかねない。
これを世も末だと思うのか、余裕を持って構えるのかって大きく違うと思うんですよね。
なんか大人が大人げな過ぎますよ。
一生懸命頑張った人が可哀想?だとしたら世の中報われない事も多いという事を早くから学ぶ良いチャンスじゃないですか。
ただカンニングって(一般論としてバレずに)時間が経てば笑い話か武勇伝になる類いの話しであって、クラス会なんかで話題になって、先生なんかも本当は知ってたなんて一番盛り上がっても良い話しだと思うんですよね。
こう書くとまるで賛成意見を述べるかのように受け取られてしまいそうですが、
個人的には前述の通りルールはルール。バレたんだから制裁を受けるべきだと思います。ただ定期購読している新聞の一面がこのニュースで踊る世の中の風潮にはNOと言いたい。少なくともそんな下らないニュースを読むために僕はお金を払っているわけではないのですから。
大人が大人である所以。
ここぞと言うところで大人らしく余裕を見せつけるチャンスだったと思うんですけどねぇ...
話しは大きく逸れますが、この問題がニュースで流れ出した途端、急にこの映画を思い出したんですよね(笑)。
今調べると若き頃のダニエル・オートゥイユが出演しているカンニングを題材にした映画で、その名も「ザ・カンニング」。おまけにこれフランス映画だったんですね!
とにかくありとあらゆるバカ知恵をひねり出してカンニングに情熱を注ぐんですが、子供ながらに勉強すればいいのにと思ったくらい。でも楽しかったんですよねぇ、この映画。特に大したテストのない小学生には(爆)。
だからこの映画にあったように靴の底に本をくっつけたり、ネリ消しに鉛筆で書いた答えを転写したりしてましたね。正確に言えばカンニングをしているのではなく「ザ・カンニング」ごっこ。
世の中あの頃よりも豊かになったはずなのに、なぜか平均年収が増えて、テクノロジーの進化が進めば進むほど世知辛い世の中になってしまっているのは悲しい事だと思うのは甘いんですかねぇ...
いずれにしても今回の受験生同様、世紀の手抜きっぷり発揮したを学校関係者の処分が今から楽しみです。まさかお咎めなしってわけにはいかないですよね!?


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