Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Japanese Pot-au-feu
2011.03.23
「おでん」って不思議な食べ物だと思いませんか?
もちろんとても美味しい日本の冬を代表する立派なソウルフードである事に異論はありませんが、それとてひとくくりにした場合の話で、仮に一つの具材だけを煮込んだだけならそこまで魅力的なものでもないはず。
例えばちくわぶ(←僕の大好物)だけって味気ないですよね(笑)。
ちなみに個人的には「おでん」っていうのはいわゆる赤提灯のイメージなので、家庭料理という感覚がないのですが、コンビニでの盛況っぷりを見る限りではそうでもないのでしょう。でも実はこの「コンビニのおでん」って僕が苦手なもののひとつなんですよねぇ(汗)。
こう書くとかなりの大ブーイングを受けそうですが、もちろん食べた事もありますし特に味が嫌いっていうわけではないのですが、とにかく店内に入った瞬間のあのニオイがどうも苦手で...
あ、かなり不利な状態になりそうなので話しを変えると、映画も「おでん」に似てるなぁ...って思ったんですよね。だって誰もが大好きな王道の具だけでも成立しないし、明らかに美味い出汁を出してるんだろうなって思える具でもそれだけじゃ売り物にならない。
それでいて銀座でビックリするような具材を使った豪華キャストのものもあれば、ガード下でいい味出してるものもある...
わかるかなぁ...
わかんねぇだろうなぁ...
「チャットルーム」
まぁ、そういう意味で言えばコンビニのおでんみたいな作品。
「リング」でおなじみ中田秀夫監督がメガホンを取ったイギリス映画ですが、どうせなら最近ミニシアター系にも顔を出し始めたハリソン・フォードとか誰か一人というよりも、もうちょっと顔が分かる人がいた方が作品に深みがでるのでは?と思ってしまうんですよねぇ...
★★★★★
とは言え、想像通りの展開だけど良く出来ている作品。
話しの出来具合でいうならば、もっと豪華キャストが出ていても不思議ではないし、せめてフォレスト・ウティカーあたりで泊付けの欲しい所かなと...
ちょっと前に父親と話していた時に「今ツイッターとかブログとかで繋がってなかったら世の中参ってる人が多いよな」って言っていたのを思い出しました。
若い子って言うよりも、そのお父さん世代が観たら新しい発見があるのではないでしょうか?
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