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石光 史明VISUAL CONNEXION C.E.ONY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪visualconnexion.com

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石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O

NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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2011.04.28

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僕が初めて戦争を身近に感じたのは、我が国の自衛隊でも、先日ちょっと触れた湾岸戦争の時でもなく、イタリアに渡った17歳の時。

知り合いと同じ階に住んでいたイタリア人家族の長男、ジャンカルロ君を通してでした。 

確か彼は僕よりも2歳かそこら年上で、目鼻立ちもしっかりしたいまで言う完全なるイケメン。 ただ出会った頃からしきりに「Militare(ミリターレ)」に行きたくいないと言うことを覚えています。

「Militare(ミリターレ)」、つまりミリタリーの事で、要は徴兵制度によって18歳以上の男子はよほどの事がない限り強制的に徴収されてしまうのです。 最近では良く韓流スターがこの徴兵制度によって芸能活動を一時中断すると言うニュースを聞いた事がある方も多いと思いますが、比較的この徴兵制を採用している国は多いと思います。

個人的には平和に越した事はありませんが、我が国が放棄したところで攻め寄られないという保証がない以上、備えあればと思うのですが、タイなどの徴兵制度のある国の映像を見る限り、徴兵が決まった途端に気絶して倒れてしまう輩もいるくらいですから、我々の想像を絶するものもあるのでしょう。

ただ愛国心というものは間違いなく芽生えるわけで、これそのものは我が国の現代社会において決定的に欠落しているものであり、その答えが徴兵制かはともかく、例えば映画ひとつとってみても、祖国への思いの描き方に大きな差が出ているように思えます。

「大韓民国1%」

やっぱ韓国映画は面白いや♪

お昼時とか深夜にやってる韓流ドラマ?的な色眼鏡で観ず嫌いを貫き通しているとすれば、単に損してるって断言できるほど真剣に作ってるなぁ...と、つくづく唸っちゃうほど。

一本のキチッとした筋にユーモアもキチッと織り混ぜて時間が経つのを忘れさせてくれるでしょう。

★★★★★

ちなみに冒頭のイタリアにおける徴兵制度ですが、2004年ですでに廃止され、翌2005年から現在に至るまでは、本人の意志によって1〜4年もしくは、もちろんそれ以上のスパンで従事できる可能性もあるとの事。

いずれにしてもジャンカルロ君の努力は一見無駄のように感じますが、彼が祖国を思う気持ちが変わる機会は訪れる事がないでしょう...

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