Heartless... - Boolog A Go-Go!（石光史明）

生まれてこのかた入院はおろか、骨折もした事がない自分にとって通った医者と言えば歯医者くらいで、ほかに院の付くところといえば美容院かせいぜい鍼灸治療院くらい。

いや決して冗談ではなく、それくらい医者というものに縁がなかった自分が遂に人生初のギックリ腰に（冷汗）。

何日か前からその兆候はあったのですが、「一歩手前だよ」なんて言いながら鍼を打ったり湿布を貼ったりしながら誤摩化してきたのですが、遂に今夜帰宅した途端に爆発！

ギックリをやった人なら分かると思いますが、それぞれにピキッ！となる動きというのがあり僕の場合は「ドアを利き手である右手で引いて開ける」という単純な行為。実にありふれた行為だけに無意識で開けてしまって後の祭りという最悪のパターンなのですが、今夜はなぜか本来閉まっているはずのない内鍵（チェーンロック？）が掛かっていて、そんな事はつゆ知らずの自分は思いっきりドアを開けた瞬間に腰に激痛を覚えその場にうずくまり30分ほど動けなる羽目に...

初めて救急車を呼ぼうかと葛藤しました。

その後どうやって階上に上がったのかほとんど記憶にないほどの激痛で、横になるにもなれずかと言って立ってる事もできないほどで、ようやくベッドに横になったものの今度はどうにも動けず気づいたら1時間ほど寝ていたようなのですが、今度はお約束の「起きれない＝動けない」現象（苦笑）。

これまた20分くらいかけてなんとか起き上がって、今ようやくこのブログを書き始めたという次第。

元々連続して睡眠が取れない自分にはとても酷な（睡眠不足が大敵と鍼灸の先生にも念を押されたので）病気というか症状な上に、ここ何日湿布を貼っているので皮膚がただれて新たに湿布が貼れないっていうのもツライ...

きっと、もっと大きな病気や怪我に慣れている人からすれば共感するに値しない、実にくだらない事なのでしょうが、さすがに今日は朝からあまりにもツラすぎました。でもこの作品が面白かった事が唯一の救いでした。

「アウェイク」

2007年の作品がなぜか今頃劇場公開に...

大抵このパターンっていうのはDVDのレンタルにちなんだものが多い挙げ句に大して面白くないのですが、これは例外。実に面白い！

いわゆる医療サスペンスなのですが、個人的にはオフィシャルサイトもトレイラーも見ずに劇場に足を運ぶ事をオススメします。いやぁ〜、本当に良くできてるなぁと感心しきり。

★★★★★

それにしても「ジャンパー」と同じ2007年作品で、かつ競演もジェシカ・アルバで内容も良いのに今まで公開されなかったのが不思議なくらい。もっとも手術も血も大の苦手の僕には酷な内容もありましたが、あまりの腰の痛さにほとんど気にならなかったから人って不思議ですよね（苦笑）。

そんな僕の目下の悩みはどうやってこのPCの前から立ち上がって隣にあるベッドに移動するかという事と、明日の朝には起き上がれるのかという事。治療院まで辿り着けるのかなぁ...

あ、それよりもワインのコルクを抜けない（力が入らなくてその動作が出来ない）方が悩ましいと言えば悩ましいかも。まぁ飲むなって事なのでしょう（笑）。

間違っても手術なんて事にはなりませんように...

でも明日も映画は観たいなぁ...