HOME  >  BLOG

Creator Blog

石光 史明VISUAL CONNEXION C.E.ONY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪visualconnexion.com

Boolog A Go-Go!

石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O

NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
visualconnexion.com

Blog Menu

Just a thought...

2011.05.24

このエントリーをはてなブックマークに追加


今日も朝から治療院へ。

昨晩の痛みが酷かったので起きる前lから頭の中であれこれとシュミレーション(どうやって起き上がって仕度をして、最短で治療院に着く姿を想像)しながら、意を決して起床。寝ている間に縮こまっていた筋肉が少しずつ悲鳴を上げる。

決して真っすぐに起き上がるのではなく、転がるようゆっくりとベッドの端まで移動しながら腰回りの筋肉を少しずつ、そして恐る恐る足首をシーツに擦り付けるかのように延ばしながらゆっくりと床に足を落とし、腕に力を入れながら身体を起こす。いけるかもしれない...

実は今回腰を痛めてみて初めて感じたのが、世の中のある様々なものの「低さ」。

洗面台や便座(特にお店や映画館の背面に設置されている洗浄バー?)はもちろんバスや電車の座席など、身長180cmある自分には座るのはもちろん、目的地に到着してドアが開いている時間内に立つのは困難で脂汗が吹き出るほどに狭くて低いのです。

それでもバスなんかは基本的に進行方向に向かって座っているので、停留所に止まるために減速した際の慣性を利用すれば比較的簡単に立ち上がる事ができる事にほどなく気付き、人間とは実に学習機能に優れた動物だなぁと思ったのも束の間、いとも容易く利き手である右手をドアの取手に掛けて引いてしまい動けなくなって初めて「本当に学習しねぇなあ」と罵ってみたり。

だったらタクシーは?という意見も聞こえてきそうですが、タクシーは乗降の際にCピラーに頭がつかえ、首を下に向けた途端に背中にピキッと痛みが走るのです。特にクラウンアスリートのような運転手至上主義の個人タクシーは論外で、Cピラーは寝てるわシートは立っているわ運転手は偉そうだわで散々。
main2.jpg
だらか日産クルーやトヨタのクラウンコンフォートのような専用車がベストというのが常日頃からの持論ですが、とにかく公共機関には「立つ」という選択肢があるのがギックリ初体験の自分にとって一番の魅力なのです。

そしてもう一つ決定的なのが、イスとテーブルの高さの関係なのか、そもそもの高さ設定によるものなのか、とにかく外での食事が取りにくい!こういう状態では簡単に腹を満たす事ができる代名詞としてのラーメン啜るのですら痛みを覚えないためには背中丸めて肘付くか、重いどんぶり片手で持ち上げて頭を垂れるという、他人からしたら実に不気味というか不快な姿をさらすくらいなら、コンビニ弁当であろうがなんであろうと家で食べるのが一番という結果に。

でもそう考えると山手線に乗ると自分よりも大きな高校生に囲まれて驚くと同時に、今の子供たちは背だけではなく手足も長いし確実に肉体の進化を遂げている事に気づきます(その反面幼い気もしますが)そしてその子たちにも確実に老後は訪れるわけで...

10年後20年後のバリアフリーのあり方、そしてそれにまつわるインダストリアルデザインが気になった一日でした。今感じている「低さ」はどのように改善され、デザインに反映されているのでしょうか。

え?何それって?
仕方ないでしょう。痛くて一日中横になってるしかない奴が考えられる事ってこの程度ですって(笑)。

そういえば24時間以上お酒飲んでないの何年ぶりだろう...
我ながらビックリだけど、飲むと痛くなるんじゃなくて悪化して治りが遅いっていわれるとねぇ...それだけ痛いって事だな。

1432twit.jpg the_store.jpg




※コメントは承認されるまで公開されません。