Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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あなたはVISIONAIREを知っていますか? <27>
2011.05.08
マリオの滞在しているスイートに足を踏み入れた途端に何よりも先に目に入ってきたのは、記憶よりも大柄なマリオ...ではなく、なぜか部屋の中央部分に鎮座した真っ白なグランドピアノでした(笑)。
<そういえばこの一連のVISIONAIREの記事を書いていて思うのは、当時のカメラの携帯率の悪さで、今となってはもう呪うしかないと言ってもいいくらい。もちろんまだデジカメなんて(実際この来日時にマリオも初めてデジカメをプレゼントされたくらい)あまり普及していなかったし、携帯にはまだカメラも付いていなかったはずで、僕もCONTAX T2を持っていたのですが、その携帯性の悪さ故についつい忘れがち。だから今のようにカメラを持ち歩いていればもっと多くの写真を載せられたのにと後悔しきりです。>
ただ基本的に彼に限らず(もちろん人にもよるのでしょうが)比較的自分の周りにいる第一線級で活躍しているアーティストというのは人柄が良いのは当然なのですが、何かこうファミリーな感覚に溢れている気がします。
もちろんVISIONAIREも充分ファミリー感が溢れているのですが、あくまでも編集部というか出版社的なスタンスはあるわけで、作品を受け取ってからという部分でいいうと、アーティストサイドのモノ造りの現場的なスタンスとは違っているといえるでしょう。実際のところオフィスに通勤してくるわけですから。
97年に東急文化村で開催されたマリオの回顧展のポスター
それとは好対照なのがアーティストサイドで、それこそバカンスを除いては世界中のロケ地やスタジオで四六時中一緒に過ごしている訳ですから自然と親近感も湧いてくるのと同時に、やはり彼らをまとめる中心にいるアーティスとの人柄が大きく反映されている気がします。もっともマリオの場合、所属している事務所が実弟のジョバンニによる経営という所も大きいと思いますが...
だからあの時に勧められたソファーに腰を下ろしても不思議とアウェイ感を味わった記憶がないというか、当たり前のように打ち合わせが始まったり、談笑をしたりと自然とその輪の中に溶け込んで行けたのでした。
そしてこの時の話題はもちろんダイアナ妃。
覚えてる方もいるかもしれませんが、彼女が亡くなる前に撮った最後のポートレイトはマリオの手によるもので、自然な光と色合いがとてもマリオらしく、何よりもダイアナ妃の柔らかい表情がとても魅力的な作品でした。実際にこの時も本来はオリジナルプリントの販売を予定していたのですが、即座にそれを中止。そして会場に展示された彼女の写真には黒いリボンの喪章をつける事にしたという話しをしてくれたのを覚えています。
あれから14年。
その愛息であるウィリアム王子とケイト(現:ケンブリッジ公爵夫人)のポートレイトを撮ったのがマリオであったという事は、何か運命的であると同時に、この間の自分自身の14年間を思い起こすきっかけになったというか、個人的にも感慨深いものがあったのです。


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