Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Wishing on a star...
2011.05.21
先日馴染みのマッサージで「最近スターっていないよね」という話題に。
その先生は各種スポーツのナショナルチームの遠征などにも帯同していた人なのですが、それでも「だって最近の巨人の選手なんてさっぱりわからない」という僕の意見に「そうそう、そうなんだよね」なんて同調気味。
再三自分のスポーツ(知識)音痴ぶりには触れてきましたが、これってまさに常日頃感じている事。いや、野球なら野球という特定のスポーツのファンだったり贔屓のチームであれば分かって当然の事なのでしょうが、でもそれって正しい意味でのスターという定義ではないと思うんですよね。その世界ではスゴい的な。
もちろんその人たちを否定しているわけでもないし、ただ昔と違って誰でもある程度有名になる事が容易くなったという事を考えると、それこそ王だとか長嶋的なスーパースターが輩出しずらくなっているのは確か。これって別にスポーツに限った事ではなく、例えば音楽の世界なら「時代が違ったらビートルズになれていたかもしれない」なんていうフレーズもそう。
確かに世界的に売れてるし、絶大な人気を誇るんだけれどもそこに興味がない人にしかわからない。
そういう意味では最近の石川遼くんや斉藤祐樹投手なんかは世代や趣味を超えて認識されている感じはありますよね...好き嫌いを別にして。
そう考えると昼時のいわゆる「韓流ドラマ」的なものは別としても、韓国映画というのはいさぎ良いというか、一般的に格好いいという類いの俳優さんの出演率が異様に少ないと思うんですよね。
逆な意味で言えば、我が国の映画は大して演技も上手くないのに格好いいだけでキャスティングされている=客が呼べる的な。もっとも彼らが悪いというのではなく、大御所的な方々もただの年配的な位置づけだから仕方ないって言えば仕方ないのかなと...
この映画もこれと言って格好いい人が出ていないんだけれども、上辺だけで勝負したくないという監督の意気込みが伝わってくるキャスティングなのかなと。
★★★★★
ただ話は尻つぼみで、そこまでの盛り上がりはなし。もう少し考えれば良かったのに...でも顔で誤摩化してない分観ていられる気がします。ハードボイルド感はゼロ。
そういえば以前テレビでなぜ斉藤祐樹選手が人気があるのかという検証をしている時に、解剖学だか人類学の先生が面白い見解を述べていました。
曰く、人間というのはその人種のもっとも平均的な顔に好意を抱くというもので、ハンカチ王子はこれにあてはまるという説。そこで番組で街中で20人くらいの男の子の顔をサンプリングしてモーフィング加工を施して平均値を導きだすとあら不思議!本当に斉藤選手の顔になったのです!
これ自体は実に興味深いのですが、やっぱりスターという本質とはちょっと違う気もします。


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