Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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iSad...
2011.10.06
初めて僕が本当の意味でアップルコンピューターの製品に触れたのは、VISIONAIREのインターンとしてジョインした'93年の事。
もっともそれまでパソコンを必要とした事がないので当然と言えば当然なのですが、当時のオフィスにあったIIfxとMacintosh Portableがやけにそれっぽくて高揚したのを覚えています。
実際に自分で製品を購入したのは、トラックボールが付いたPower Bookの165Cで、その後にタッチパッドの付いた機種を買ったものの事務系のソフトが高いのと拡張性が乏しいためにGataway2000に移行。以後Macに触れる事がなかったのでPowerBook PROにしたのなんてここ5年くらいの事で、もちろんiPodもiPadも持っていますがほとんど使う事はないし、電話は根っからのBlackBerry好きなので、いわゆるマニアとも程遠いし新製品に発表だって翌日のニュースで充分。
でもそんな自分でも感慨深い気持ちにさせられるのは、そのカリスマ性はもちろん、彼が造り出してきた数々の製品、そしてそれらを通して創造されてきたありとあらゆるクリエーションによるところが大きいのでしょう。
そう、きっとMacで造り出されたありとあらゆる作品や仕事、つまり成果とは、社名と同じく我々にとっての青果なのでしょう。
そして、彼の持つカリスマ性とは、経営手腕でも人柄でもなく、全てのクリエーションから贈られた賛辞なのでしょう。
花や香典を辞退する企業はあれど、思いやメッセージを受け付ける企業もそうあるものではありません。
そして、一体何人の起業家・企業家が、自分の死と言うそれまで権力の有効期限が切れたあとも、会社の顔であるホームページに自分の写真を掲げてもらえるのでしょうか。
これを見る限り、自分の私利私欲のためだけではなく、彼が誰のために想像し、創造し続けてたのかは歴然でしょう。
ご冥福をお祈り致します。



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