Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
visualconnexion.com
-
- ART [25]
- BBB9700 [6]
- Dying to eat [30]
- Gadget [36]
- Misc. [206]
- Movie '10 01-03 [35]
- Movie '10 04-06 [59]
- Movie '10 07-09 [62]
- Movie '10 10-12 [61]
- Movie '10 Misc. [6]
- Movie '11 01-03 [68]
- Movie '11 04-06 [54]
- Movie '11 07-09 [34]
- Movie '11 Misc. [11]
- あなたはVISIONAIREを知っていますか? [37]
- 取扱説明書 [1]
- 都内映画割引情報 [2]
- Movie '11 10-12 [34]
- Movie '12 01-03 [26]
- Movie '12 04-05 [28]
- Movie '12 07-09 [8]
- Movie '12 10-12 [3]
- Movie '13 01-03 [1]
- Movie '13 10-12 [1]
- Special [2]
- VIS [1]
-
- 2013年
- 2012年
- 2011年
- 2010年
-
-
No impact at all?
2011.10.20
僕がNYに住むようになってから大きく変わったのが食生活。
ミラノに住んでいた頃は美味しいイタリア料理を毎日のように食し、その間に一時帰国する際も比較的バブリーな流れ(別に和食に対するこだわりはありません)を組んだ食生活でしたので、NYに行った途端に我慢の連続。とはいえこれは食べ物に限った事ではありませんでしたが...
大味だわ量は大いわで、安さだけが取り柄なアメリカン然としたものを口にするのが一時はとても嫌でした。でも慣れって言うのは不思議なもので、いつしかそういうのも好きな部類に入るから不思議ですよね。エコだとかベジタリアンなんていうのが身近になったのもあの頃でした。
3.11以降、いままでの生活を見直すきっかけとなった人もいれば、すでに喉元すぎればという人もいるでしょうし、人はそれぞれ。誰も何も強いる事はできません。ただそのバランスを欠かさないという事は、様々な人が生きる社会においてとても大切な事。
少なくとも僕には東京の街の暗さが堪らなく嫌です。
この手のドキュメンタリーにありがちな、ストイック過ぎて一部のハードコアな人たちからしか支持されないものとは一線を画すという点では「スーパーサイズミー」と同一線上にあるあたりが好感度が持てる作品。
あくまでも夫婦間の対話のうちに成り立っている期限付きの「実験」であって、その中で最良のもの(生活)を見出して行こうという姿勢は比較的受け入れられやすいのでは。若干そうでない感じのお客さんがほとんどのような気もしましたが、まぁ観るも自由、観ないも自由という事で(笑)。
★★★★★
エンターテインメント性が残されているのが◎。
そして何よりも面白いのがこんなに不自由で、摂生した生活を送っていたにも関わらず奥様の体型がさほど変化がなかったという点。あれはなんでなんだろう?
基本的に好きな類いのドキュメンタリー。



※コメントは承認されるまで公開されません。