HOME  >  BLOG

Creator Blog

石光 史明VISUAL CONNEXION C.E.ONY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪visualconnexion.com

Boolog A Go-Go!

石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O

NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
visualconnexion.com

Blog Menu

Mistic Travel Guide to Izumo (4)

2011.11.17

このエントリーをはてなブックマークに追加


須佐神社脇の日帰り温泉で英気を養ったあとは、浴場で知り合った地元の方が教えてくれた立久恵峡の日帰り温泉スポットを脇目に出雲大社へととんぼ返り。こちらも断崖絶壁と前を流れる川のせせらぎを眺めながらの絶景だそうなので、是非とも次回は試してみたいと思います。

さて本題の「夜神楽特別祈祷」ですが、神在祭の間、出雲大社では毎晩夜の7時から神楽殿という普段は結婚式などが営まれる場所で執り行われます。通常だと日中に(遷宮の間のみ)仮拝殿で執り行われるのですが、この期間だけ特別の夜神楽。
izum3_4_1.jpg izum3_4_2.jpg izum3_4_3.jpg
もともと他の神社ご祈祷とは異なり、巫女さんが鈴を鳴らしながら神楽(神様に捧げる歌舞)を舞ってくれるのですが、夜だと一層神秘的に見えるから不思議なもの。残念ながら写真を撮る事はできませんが、これは是非とも自分で体験する事をオススメします。ちなみに我が家は神道なのでもともとこれらの行事は子供の頃から馴染みがありますが、そうでない方のために簡単に説明しておくと、例えば初詣に行った際に賽銭箱の奥で人々が白い袴を来ているのを見た事がありますよね?あれが「ご祈祷」です。お賽銭とは別の祈願料を納めて神職の方にお祈りをしてもらうのです。祈願料はだいたい3,000円以上で最後にお神酒とお守りやお札を頂きます。それでもお参りはなるべくなら午前中という習慣があるので、この夜神楽はなかなか趣のあるものでした。

そして個人的に一番嬉しかったのは、前回ご祈祷をしてもらった際には今回の3分の1ほどの人数だったのですが代表に選ばれたの方のみが玉串を奉納する形だったにもかかわらず、壇に上がり今回は全員が奉納し、ご祈祷できる事に。昼間の本殿の特別拝観に続いてラッキーと感じてしまったのは僕だけではないはず。ただ以外にも何だかわからずにイベント的に参加してしまう若い女性が多かったように見受けられたので、わざわざ遠方から来ているのですから事前に訊ねるなどお願いを叶えてもらいたいと思う側の自分が何をしているのかを予め知っておくというのは、携帯を切るのと同じようにお願いを叶えてもらいたいと思う側の最低限のマナーだな...なんて思いつつ。

それともうひとつ決定的に違うのは、昼間の仮拝殿は椅子なのですが、神楽殿は畳...そうすなわち正座なのです。もちろん本来であればずっと正座なのでしょうが、だいたい祝詞(のりと)を上げている時とご祈願をしている時を除いてはくずされる方も多いようです。僕はといえば、まぁ結構いい所まで頑張ったのですが、あまりの参列者の多さ(=一人ずつ名前と心願成就や良縁、家内安全などの祈願内容を読み上げていく関係)でどうしても1時間近くかかってしまうので、自分の名前が読み終わった時点でくずしたのですが、すでに足先の感覚は皆無。まぁ後々壇上に上がる事を考えれば無難な選択だったと思います(苦笑)。
izum3_4_4.jpg izum3_4_5.jpg izum3_4_6.jpg
ご祈祷も無事終わり、夜神楽を満喫したあとは一目散に市内へと...
ちなみにこれはそれぞれでしょうが、自分的にはきちんと大鳥居から入って大鳥居から出る(神楽殿の前が駐車場なので相当ショートカットできる)というのが鉄則なので、10分ちょっと余計に歩く事になりますが、滅多に訪れる事のない夜の大社の空気にあたりながらの散歩もなかなかオツなものでした。

夜は気心の知れた前日のお店で今日の報告。ご主人からシーズンになったばかりのセイコガニをサービスで頂いたりとまたまた深酒モードではありましたが、翌日は松江までのドライブもあるという事で早めに退散。でもちょっと気になっていたバラック小屋のラーメン屋に立ち寄って〆。「おすすめは?」と訊ねると「人それぞれだね」との事なので、滅多に食べない塩を注文。普通に美味しくて、あっさりサッパリ。かなり充実した2日目(そう、実はここまででまだ2日目なのです)を過ごす事ができたのでした...

つづく。

1432twit.jpg title_logo.jpg the_store.jpg




※コメントは承認されるまで公開されません。