Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Mistic Travel Guide to Izumo (5)
2011.11.18
この日は朝から松江方面に向けてドライブ。
電車で行っても特急ならで28分、急行でも38分ほどなので「東京ー横浜」間くらいのイメージかなと。実際車で1時間は掛かりませんし、乗っても高速料金は1,050円(電車は570円)なので大差はないだけではなく、間にある様々な神社を巡る事ができるので絶対オススメ!
もちろんそうでなければ空港に着いたら正面にある案内カウンターで3日間有効の「縁結びパーフェクトチケット」なるものを3,000円で売っているのでこれを買うべき。名前はともかく空港から市内はもちろんJRを除く(=松江までは別料金)出雲・松江市内のバスや電車をほとんどカバーしているので1泊2日以上いるなら絶対にお得...というか午前便なら初日で元が取れるほど。
まぁ今回は再三お伝えしているようにどこに行くにも便数が少ないので、ダイヤによる時間のロスが思っている以上に多かったという前回の経験を活かしたレンタカー。そしてこの日最初に訪れたのは「玉作湯神社」。インターを降りてすぐですし、近くに玉造温泉(神社名とは作の文字が異なる)があるのでここに宿泊して出雲大社にお参りに行かれる人も多いとの事。
お参り女子(と呼ぶらしい)を横目にお次ぎは「須我神社」。のどかな山間の中にある高台の神社で、立派な対になった杉の木がとても印象的な神社。大蛇を退治した須佐之男命と稲田姫命がこの地へ造ったとされ、その時に詠んだ歌が我が国最初の和歌とされ和歌発祥の地、日本初の宮殿としても有名。正面右手から裏手の山を登って行くと末社がありますが結構急なので足下には気をつけて。あとナビで「我」の字を間違って「賀」と入力すると近場の違うところへ行ってしまうので要注意でが、目の前の広場ではおじいちゃんおばあちゃんがゲートボールをしているとてものどかな所です(笑)。
次に訪れたのは中央に須佐之男命と左手に母神である伊邪那美命(いざなみのみこと)、右手にはお后の稲田姫命を祀った三つの社が目を引く「熊野大社」。ここに限らず、何気ない風景のなかに出雲大社を起源としたとされる高床式倉庫から発展した「大社造(たいしゃづくり)」のお社が立ち並ぶ姿は、日本の様式美の根源を垣間みる気がして否が応でも興奮気味。奥にある湧き水も有名です。
そして、この日のラストを飾るのは、何と現存する日本最古の神社であり、本殿は国宝に指定されている「神魂(かもす)神社」。あまりにも縁結びに淘汰し過ぎていてこんなに素晴らしい神社を疎かにするのは実にもったいない。女坂と呼ばれるゆるやかな坂も脇にありますが、できれば大きな石を積み重ねた階段を登ってみて下さい。登り切ったそこには完全に別世界が広がっていますから!
飽きがこないとはまさにこの事で、単にお参りをするというだけではなく、本当に時間を忘れて見入ってしまう(正確に表現すればその場に佇んでしまう)事に驚きつつも、日の暮れる前に次なる宿を目指して一路松江市内へ...
チェックインの時間に余裕があったのでドライブがてら松江城へ。
残念ながらお城は興味がないので周囲を流して夕日スポットで有名な宍道(しんじ)湖畔にある「島根県立美術館」へ赴くも、展示内容がイマイチだったのでここもスルー。取り急ぎチェックインをすませ腹ごなしに再び宍道湖まで歩いて戻ると、そこにはなんとも雄大な景色が広がっているではありませんか!そして振り返れば折しもこの日は満月。野郎一人でこのロマンティックさはなんだかなぁ...なんて思いつつ、夜は更けて行くのでした...トホホ(笑)。
あ、ちなみに今回は駅近くの「グリーンリッチホテル松江駅前」なるビジネスホテルを楽天で予約したのですが、ここはすこぶる良い!立地はもちろん、布団はふかふかだしロビー周りや各階の廊下もNYのお手軽デザインホテルみたいだし、夕方から朝まで開いているサウナ付きの大浴場が地下にあるんだけどこれが超本格的でプロのサウナーも大満足!おまけにWiFiと駐車場まですべて無料。これで税込み5,000円(シングル)なんて嘘みたいなホテル。次もここに泊まろう♪
...って、本当はこの旅行記も今日でラストにしようと思ったのですが、どうしても最終日がこぼれてしまったのでもう一日だけお付き合い頂ければと思います(笑)。



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