Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
visualconnexion.com
-
- ART [25]
- BBB9700 [6]
- Dying to eat [30]
- Gadget [36]
- Misc. [206]
- Movie '10 01-03 [35]
- Movie '10 04-06 [59]
- Movie '10 07-09 [62]
- Movie '10 10-12 [61]
- Movie '10 Misc. [6]
- Movie '11 01-03 [68]
- Movie '11 04-06 [54]
- Movie '11 07-09 [34]
- Movie '11 Misc. [11]
- あなたはVISIONAIREを知っていますか? [37]
- 取扱説明書 [1]
- 都内映画割引情報 [2]
- Movie '11 10-12 [34]
- Movie '12 01-03 [26]
- Movie '12 04-05 [28]
- Movie '12 07-09 [8]
- Movie '12 10-12 [3]
- Movie '13 01-03 [1]
- Movie '13 10-12 [1]
- Special [2]
- VIS [1]
-
- 2013年
- 2012年
- 2011年
- 2010年
-
-
Mistic Travel Guide to Izumo (6)
2011.11.21
さて、気付けば6日に渡ってお伝えしてきた「出雲旅行記」も今日がラスト。
最終日も早起きをして、まずは美保関(みほのせき)にある「美保神社」を目指します。ここは松江市内からバスで行くと1時間くらいの小さな漁港にある神社。2日目でも触れた通り、出雲大社のお祀り神である大国主大神さまのお后である「美穂津姫命(みほつひめのみこと)」と第一のお子神である「事代主神(ことしろぬしのかみ)」が祀られている神社。
で、この事代主神さまというのが、いわゆる「ゑ(え)びすさま」と呼ばれる神様で、この美保神社は全国3385社ある「ゑびす社」の総本山なのです!そう聞けば商売を営んでいる人であれば行かねばと思うはず。ちなみに地元では出雲大社と美保神社をお参りして初めて両参りと言われ、どちらか片方だけだと片参りと言われています。
今回はやたらとレンタカーを勧めてきた自分ですが、実は前回行った際にバスを利用した中でこのルートが一番のお気に入りだったのです。というのも松江市内から30分ほど普通のバスで行ったターミナルでいわゆるロケバスのようなコミュニティーバスに乗り換えるのですが、これが何とも言えない雰囲気なんですよね。車両そのものは新しいんだけれど、風情があるというか、途中からは運転手さんとサシでおしゃべり状態。で、聞けば何十年も前に出稼ぎで上京しててウチの実家の近くに住んでた事があるって言うんですから、これをご縁と言わずに何というのでしょう(笑)。
お参りはもちろんなのですが、この時運転手さんが一番好きだと言っていた美保関の灯台から見える景色を見てみたいと思い(注:バスだとここまでは行かない)予め予定に組み込んでいたのですが、なるほど納得。時間が早過ぎて展望レストランは開いていませんでしたが、タイミングが良ければここでお昼なんかも良い感じそう。もう少しゆっくりしたかったのですが、この日は帰京するという事もありケツカッチン。後ろ髪を引かれる思いで一路松江市内へと...
次に向かったのは佐太神社。ここは導きの神様として有名な猿田毘古大神(さるたひこのおおかみ)をお祀りしている神社なのですが、とにかくその佇まいに驚く事間違いなし!今までの神社に比べて特に森や高台にあるというのではなく、何気なくナビに従って田舎道を走っていたらいきなり目の前に大社造りの神社が出現するといった具合。
このあと市内のど真ん中にある賣布神社(めふじんじゃ)に大蛇を退治した後に須佐之男命が稲田姫を匿った場所と言われる八重垣神社、そして前日訪れた神魂神社、熊野大社をもう一度目に焼き付け、出雲へと。途中須佐と上宮にも足を伸ばし最終的に出雲大社に着いたのは15時過ぎ。信心深いかはともかく、言葉は違うかもしれませんがどこも居心地がすこぶる良いんですよね。
そして、本日というよりも今回の旅を締めくくるのは「神去出際(からさでさい)」。
そう、神議りでこの地を訪れていた八百万の神々がそれぞれの国へとお戻りになるという儀式。旧暦十月十七日の午後4時になると神在祭の時のような手順でお供え物を供える儀式が執り行われたあと、東西の十九社にあった神籬(お榊)が純白の絹垣に囲まれて仮拝殿(本来は拝殿)に移されます。その後一人の神職の方が御仮殿(仮拝殿ではない)向かいの扉を三度叩きながら「お立ち〜、お立ち〜」と唱えた瞬間に、神々は出雲の地を去られるという、これまた何とも神秘的な儀式なのです。
その間空を見上げると、鱗雲が一面に広がっていき、まるで八百万の神々が連なってそれぞれの国へと戻っている様を見るかのようで本当に不思議な時間でした。
たった2泊3日の国内旅行の模様を6日間に渡ってお届けするとも思ってもみませんでしたが、17歳の時から海外に住み、一時はパイロットよりも年間フライト時間が長かったほどロケやプライベートで飛び回っていた自分からすると、前回、そして今回の出雲・松江の旅が人生で初めての国内一人旅。一人で旅する事自体が病み付きになるかどうかは別ですが、今このタイミングでしか行く事が出来なかった事は間違いないわけで、そう考えると、それもこれもすべてご縁なのかなぁ...なんて思ってもみたり。
最後になりますが、最近のコンパクトカー(今回は日産マーチ)は燃費がすこぶる良く、誰かの買い付けにはおよばないものの我ながらビックリの500km近い移動でも一回の給油のみで、ガス代も4000円と実にリーズナブル。ちなみに僕の印象だと松江市内のセルフスタンドだと出雲市を含むそれ以外の場所よりもリッターあたり10円近くお安いかなと...
まぁひとり旅もいいけれど、やっぱり誰かと旅するのが一番いいかな...
もちろん最高に楽しかったし、これはこれでアリだけれど、映画や食事と一緒で価値観の合う人と共有できてこそなんだという結論に達しました(笑)。
あ、肝心な事を言い忘れていましたが、実は出雲大社の神去出祭が終わると今日ご紹介した佐太神社において神在祭が21日から25日(金)までの間、執り行われています。そして25日(金)の午後8時から神去出神事が執り行われるとの事ですので、ご興味がある方は直接問い合わせてみてはいかがでしょうか。



※コメントは承認されるまで公開されません。