HOME  >  BLOG

Creator Blog

石光 史明VISUAL CONNEXION C.E.ONY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪visualconnexion.com

Boolog A Go-Go!

石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O

NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
visualconnexion.com

Blog Menu

What is some other things for you?

2011.11.30

このエントリーをはてなブックマークに追加


最近街中やCMで目にする事の多い格安の眼鏡店。

フレームとレンズ込みの商品を信じられない価格で提供するだけではなく、30分程度で受け取る事ができるという僕の世代からするとビックリするほど画期的なもの。それでいて安かろう悪かろう的な要素は皆無。実際欲しいと思うものが数点ありましたし、サングラスなんてしょっちゅう壊れちゃうからこれでいい...っていうか、これがいい的な(笑)。

あ、もちろんこだわりのアイテムも大切なんですけれど、それは+アルファの領域っていうのがハッキリしてきているのかなと。同じライターだって100円のものもあればデュポンのように10万近いものもある。ただ火をつけるっていう行為だけではないこだわり。眼鏡だってオーディオだってなんでも同じ。1000万円級のシステムもあれば、高音質のCDよりも圧縮された音源ファイルをiPodにダウンロードして、本体よりも高いヘッドフォンで聴くのだって不思議なこだわりですもんね(笑)。

話しはそれましたが眼鏡やサングラスを買うと化繊のクロスが付いてくると思うんですが、実はあれって本来眼鏡拭きとして開発されたものではないんですよね。繊維会社の研究者が新しく出来た繊維を何か使い道がないかと考えながら無意識に自分の眼鏡を拭いたら驚くほどキレイになったので商品化したら大ヒットしたらしいですし、あのバイアグラだってもともとは高血圧の薬だったのが被験者が余った薬を返すのを渋ったので調査したところ皆さんご存知な別の効能が確認されたために、それ目的の薬として発売された経緯が...

実際バイアグラっていうのはシルデナフィルという薬のED治療薬としての商品名で、薬肺動脈性高血圧症の治療薬としてはレバチオと呼ばれて販売されているそう。

棚からぼた餅ではないですが、人の関係や仕事だって色々な側面がありますよね。全てが良いように作用するわけではないし、良いと思って始めた事が悪い副作用のように働いてしまう事もある。ただだからといって薬と同じように止めたり投げ出したりできないのが人生なんですよね...本来は...

「ラブ&ドラッグ」

アン・ハサウェイ。
個人的にはここ最近では彼女のベスト・ムービーかなと。

内容的には当事者やその家族でなければ解るはずもない事に共感して、そうでない人たちがただ「可哀想」という風潮を助長すべきではないと思いますが、見方を変えてみるとそれって特別その事だけに当てはまるわけではないという事を言外に訴えているであろう作品。

人って同じ境遇だと理解出来るけどそうじゃないと解らない事、気付けない事って多いじゃないですか。恋愛とか仕事、それに家族の悩みだって人の事は良く解るしアドバイスもできるけれど自分の事になると全く。下手したら全く同じ境遇なのに相手を羨む事すらある。でもそんな事にハッと気付かせるメタファーだと考えると、なるほどなぁ...と思える作品でした。

★★★★★

ポイントは気付いた時にどう許せるか。
人はそう簡単に変わるものではないし、変える事も難しい。でもその人を、その事実をどこまで包み込めるかって事が大切なんだと思います。もちろんしこりが残る事もあるでしょう。でもそれを時間をかけて揉みほぐしていけばやがて和らぐ事だってあるはず。互いを受け入れて支え合えるか否か、難しい事かもしれないけれど、本当に必要とするなら試してみる価値はあるって事を伝えたかったのかなと...

でもそう考えるとこの原題は"love & other drugs"っていうんですけど、なんか「ラブ&ドラッグ」っていう邦題だとアダルト向けの合法ドラッグを使った映画みたいなイメージを受けそうですが、決してそうではありません。この"Other"っていうのが文字通り様々な要素を含んでいてスゴく重要なはずなんだけど...なんだかなぁ。

というのも個人的にはこのアン・ハサウェイっていう人は日本においては不遇な女優さんだなと思うわけで、だってアカデミーまで獲っているのに僕ら世代に真っ先に浮かんでくるのが「プラダを着た悪魔」。もうちょっと若いと「プリティー・プリンセス」なのかな?確かに解りやすいんですけどね、でも受賞作は「レイチェルの結婚」だったり結構な演技派。

そう言う意味で言うならばキャッチーだけれども広い層にまたがるタイプのキャラクターではないのかも。
だからこそもうちょっと本題に近い印象を受けそうな邦題を付けてあげればこれ以外の作品にもいい影響を及ぼすと思うんですけれどね...

まぁ買い付けたもの以外は気にならないのかな。次作は他社的な?

ただちょっと最近脱ぎ過ぎかなと。別にこんなに脱ぐ必要もなかろうに...
たまたま必要なんだろうけれどトータルなラインナップで見るとその点はイマイチな気がします。

ジェイク・ギレンホール。
狙ってるのは解るけど、髪型がハマり過ぎというか自虐的すぎます(笑)。

1432twit.jpg title_logo.jpg the_store.jpg




※コメントは承認されるまで公開されません。