Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Need to be refresh...
2011.12.01
もともとファッションが大好きで、イタリアに住んだ自分。
それこそ当時の1シーズンに割く衣装代の割合ったら、今の僕からは想像もつかないほど。当時はヴェルサーチでガンガン買って、NYに移ってからはプラダ一辺倒な時期もあり、その後エディがサンローランを手掛けるようになればそれを買い、ディオールに移ればそれだけを買うというもの。
もっとも後半に関してはたまたま自分の好きなもの欲しいものが友達のブランドだったっていうだけで、ファッションが好きだった訳ではないし実際ファッションそのものというか、周りのシーンにも食傷気味でしたしね。
だからエディがいなくなった途端に真っ先に頭の中に浮かんだのが「ん?これから何を着ればいいんだ?」って事。実際スティーヴンともその事を話す機会があったのですが、結論に達したのは基本的にベーシックなアメアパでいいかなっていう結論になったくらい(笑)。
ただそれと同時に僕の場合は興味が他の事、例えば映画だったり、食(もちろんお酒も)であったり、旅行といった違った楽しみに大きく移行していったんだと思います。今思い返してみればタイミング的にもそうでしたしね。
その時に思ったのはこれまでファッションっていうのはある意味自分自身の足りないものを補う(もしかしたらそれは自信だったのかもしれませんが)そういう要素を含んでいたのかもしれないなっていう事。別に矯正器具っていう意味合いではなくて本当に若かった分、向こうで戦うほどではないにせよ気を張っていなければならかなった分、支え的な要素もあったのかなと...
だからある一定のものを手に入れ、自分にも自信がついていった事によって全く気にならなくなってきたのかな?なんて自己分析したり。まぁ実際問題お金は無限大にあるわけじゃないから全部に手が回らなかっただけかもしれませんが(笑)。
でもここ最近ハッと思ったのが、逆にそういう風に思い込む事(が続く事)によって自然と、結果的に惰性というかおごりというか、マンネリになりかけてはいないかと。別に服だけじゃなくて人間関係や仕事に対してもあり得るんじゃないかなと。例えば折角のデートや打ち合わせにお洒落をしなくなるとか、気を使えなくなるとか、そんなつもりもないし、些細な事なのかもしれないけれど今まで出来ていた事が後から振り返ってみると全然出来ていない。そしてそれは互いに連鎖して、結果互いに不満が蓄積していくんじゃないか?的な...
そういった事が顕著にあらわれるのが「服装」なのかもしれないなって思うわけです。だって初めてデートする時、ものにしたい仕事の打ち合わせに気張らない人っていないでしょう(笑)?
「ラブ・アゲイン」
単なるラブコメとして観ても充分楽しめる作品。
同じ劇場で昨日の「ラブ&ドラッグ」が掛かっているのでシリーズっぽく感じますが全くの無関係。昨日のもそうだけれど男の心情と(たぶん)女の心情をそれぞれの立場から描いているあたりが◎。
★★★★★
慣れるのと馴れ馴れしい...
語感こそに似ているけれど、こうやって文字にすると全く違うわけで。
解っているつもりなのに忘れてる事って一杯あるわけです。はい。
確かに熟年夫婦の危機ってことならこの邦題は正解。
でもアゲインしているのはそこだけじゃないっていう事を考えると、年齢関係なく行き詰まっているカップルで観に行くとハッとさせられるヒントが潜んでいるかもしれませんよ。



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