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石光 史明VISUAL CONNEXION C.E.ONY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪visualconnexion.com

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石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O

NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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2012.01.17

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全世界で約2385億円という歴代第一位の興行収の興行収入を稼ぎ出した「アバター」の公開から丸2年。

好き嫌いは別としてもこの作品以降、確実に「3D」が定着したのは間違いなく、オスカーのオープニングでジョークにされるほど、今まではせいぜい赤青のセロファンと紙でできた雑誌の付録的な眼鏡を付けて余興的に楽しんでいたものが、任天堂におけるマリオ的なキラーコンテンツとしてある意味映画に新しいジャンルを定着させた事は間違いないはず。

ただアバターに限らず試しに3D版と2D版の両方ある作品を見比べると、初期の頃は比較的「飛び出す効果」をフルに活用してスカスカな内容を3Dで誤摩化していたものが多かったのも事実。でも普及した(する)かはともかく一般家庭の3Dテレビや NINTENDO 3DSなど、映画に限らず確実に我々の世界に"3 Dimention"は身近になっていますよね。

聴覚はすでにDOLBYだったりTHXなんかが大して話題になる事もなくとも新しいシステムを次々と世に送り出しているので、まぁそうすると視覚・聴覚に手を加えた後は、味覚や嗅覚や触覚など他の感覚を刺激する路線に走るであろう事は想像に容易いでしょうが、TDLのかつてのアトラクションのように同じもものをロングランで上映するならともかく、作品ごとに個性に合わせたセッティングをするのは難しそうだし、以前「チャーリーのチョコレート工場」が公開された際は六本木ヒルズのTOHOシネマズの劇場内がずっとチョコレートの香りに包まれていましたが、正直甘ったる過ぎて気持ち悪くなったのを覚えています(笑)。

そう考えるとこれから進化していく事だけが注目されそうなテクノロジーをあざ笑うかのような、なかなか面白い切り口の作品に出会いました。

「パーフェクト・センス」

正直最初はやっちまったな!なんて思っていたのですが、後半に進むにつれ「あれ?これはなかなか面白いぞ」と(笑)。

新たな発見というよりも映画そのものの定義を「無」にしてしまう?、単なるパンデミック系の作品とは一線を画す不思議な世界観が秀逸!新年2本目にしては思わぬ拾いものでした!

★★★★★

まぁあんまり書いちゃうとつまらないのでこれ以上はやめておきますが、とにかく最後まで我慢して観てもらえればと思います。一見ありがちそうなコンセプトもそこまで観ると斬新な事に気付けるのはもちろんなんだけど、実はとても大切なストーリーもキチンと描かれている所が◎。その上での儚(はかな)さのようなところにグッとくる感じかなと。一緒にいる事さえ出来れば怖くないって...

うん、ありそうでなさそうな恋愛映画。

ユアン・マクレガー...
いつ見てもこの人がイケてるのかイケてないのかがわからない(笑)。
でもシェフ姿は良かった。最近観た中では一番似合ってました。

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