Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Are you fixing a hole?
2012.03.13
チーン。
う〜ん。正直どうなんだろう?
本年度のアカデミー賞で撮影、美術、視覚効果、録音、音響編集の5部門を獲得したのもうなずける作品。つまりテクニカルな部分は(専門家ではないので詳細は)ともかく、話がズバ抜けてつまらないし百歩譲ってベン・キングズレーがハマリ役という意外はどうなんだろう。それだって「ダレン・シャン」の渡辺謙よりはしっくり来る程度の事。肝心の子役2人が酷すぎてまったく感情移入できず。
受賞の秘密は劇場で...か、なるほど。
受賞できなかった理由も劇場で...ってか?
☆☆☆☆☆
感動しいの自分が、珍しくどこも琴線に触れなかった作品。
そもそもヒューゴは何も発明してないし...(苦笑)。
そして何よりもヒューゴとお父さんの描き方が雑な割にはその思い出が大切っていうのが解せなかった。その後も重要な場面のつなぎ方が雑。あれなら無理くりメリエスと少年の直接の遠い昔の記憶をつないでいるのが機械人形な方が良かったかなと...
ノスタルジックなラストで言うなら「ニューシネマ・パラダイス」の方が話の流れとしても納得できるし、親子の絆の描き方なら「リアル・スティール」の方がよっぽどいい。そもそもテクニカルな5部門受賞っていうのもちょっと監督なり映画史に迎合した感が否めないし、なんか談合みたいでスッキリせず。
但し、いつも書いているように映画はあくまでも主観なので、あまり気になさらずに。プレミアム・モルツが置いてあると喜ぶ人がいれば、僕みたいにプレミアム・モルツしか置いていないからその店から足が遠のく人もいるという程度の事です(笑)。
それにしても3Dでズームインすると声がぶれる効果は耳障りだったなぁ...
ただ最近旅続きで映画を観ていなかったので、久々に映画館に行けたウキウキ感はたまらなかったかなと♪ うん、その点ではこの物語の本質に触れていた事には間違いありません。
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