Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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A sense of incense...
2012.03.14
このフイナムの特集を読んでずっと会ってみたいなぁ...と思っていた人が。
そう、自称変態画家(←本人承諾済み)の市川孝典(こうすけ)くんがそこにいたのです(笑)。
聞けばこれまた高校のひとつ後輩で2009年、2011年と2度も芥川賞候補に選ばれている作家の戌井昭人が主宰する、鉄割アルバトロスケットという劇団周りに顔を出していて、件の友人も本業はこの劇団でも活動している俳優なのでどうやらその流れでこの店にも良く飲みにきていたらしく...って、いやぁ、世の中なんて狭いんでしょう(爆)。
で、自分にしてはかなり珍しかったのですが「あぁ!会いたかった人だ!」と言って友達に紹介してもらい、戌井も交えて酒を酌み交わしたのですが、後日彼のHPをのぞいてみると個展開催のお知らせがありおまけに会期が終わりに近づいているという事で慌てて最終日に清澄白河の sprout curation までおじゃましてきました!
最終日という事もあってか、ひっきりなしに訪れるお客さんたち。
何かを見ながらではなく、あくまでも本人の記憶をもとに、数々の異なる線香で描かれて(焼かれて)出来上がる作品たち。
ディティールの細かさとそれを俯瞰で捉えられる彼の頭の中をのぞいてみたくなる瞬間。
それは例えるなら文字と記号で羅列されたアスキーアートのように人間の記憶と視覚に訴えかけてくるかのようですが、彼の作品には線香のはかないあたたかさと煙に包まれたることによってさらに淡い、それで心地いい記憶となって蘇ってくる、とても不思議な感覚なのです。
こんな出で立ちで迎えてくれた市川孝典くん。
一見怖そうかもしれませんが、お客さん一人ひとりに丁寧に作品の説明をしたり、質問に答えたり。その様を見ていると彼の作品に対する愛情がひしひしと伝わってくる素晴らしく心地のいいひとときでした。
ギリギリセーフで間に合って良かった!
ありがとうね、孝典くん!
さて、細かい作品の内容を僕がどうこう言うよりも、百聞は一見にしかず。
清澄白河での展示は終わってしまいましたが、恵比寿のNADiff a/p/a/r/tにて小作品を常設で展示しているほか、今回の作品集もまだ買えるそうなので、是非その目で確かめてみて下さい!
NADiff a/p/a/r/t
東京都渋谷区恵比寿1丁目18-4 1F
http://www.nadiff.com
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