Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Bed Bath & Beyond...
2012.03.27
つまり週末になるとテキーラのショットをガンガン空けて記憶を失っている人よりも、毎晩缶ビールを1本でも空けている人の方が、よりアル中という事。
そう考えると自分はアル中どころか「アルの特上」なんて周りから比喩されるほどの大酒飲みで、確かにお酒を飲まなかったら結構な蓄えがあっただろうなと自虐ネタに走るほど(笑)←全く笑えない!
ただそれでも人間とは不公平なもので、人間ドックに行っても結局何ら異常なし。
まぁひとえに幼少期にジャンクフードやコーラ的なジュースを一切与えてくれなかった親に感謝するのみですが、こればっかりはねぇ...なったことはないけれど、非合法でなければ(一応)他のもに比べて年齢制限が緩いだけに、その他の中毒性のあるものに比べたら実は切実な悩みなんだなぁ...と。だって中毒状態にある時がシラフなんですから。
とても綺麗に、そして良くできた作品。 ただトム・フォードの「シングルマン」に比べると、主人公の描写がイマイチ甘いのかなぁ...なんて気がしそうですが、逆にそこが奥深い表現に繋がっているのかなとも。
だって1200MKIIであの曲は聞かないだろうと。磁石の反発による浮遊現象を応用したダイレクトドライブだから瞬発性を求めるスクラッチはともかく、彼ぐらいお金があって本来神経質なクラッシク愛好者であれば絶対に使わないターンテーブルですから。でも28丁目という居住地も含めて、そのあたりが彼の本質や破滅性を秘めている1シーンだった気がします。
★★★★★
ただ何かトレイラーもオフィシャルサイトも「SEX依存症」に焦点を当てすぎていますが、その実はこの兄妹が育った環境であり、言外に、そして全く描かれていない複雑な家庭環境や二人の関係性をどこまで汲み取れるか、その一言にかかっているような気がします。
ともて良質な作品。それ故に見る人のモラルを(実は)試しているのかもしれません...
ちなみに今日のタイトルはアメリカの寝室、浴室、台所、そしてダイニングルーム用商品を扱うチェーン店の名前で、当時自分が引っ越した時にも一番最初に訪れたお店。ちょうど妹の電話での会話の中に出てきたので変に懐かしくなってしまいましたが、そういうディティールが沢山詰まった作品なので、知っていればいるほど二人の性格や関係性を否が応でも紐解かずにはいれらない作品です。
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