Hum... - Boolog A Go-Go!（石光史明）

ネットによるチケット購入＋座席指定が当たり前のようになった昨今、「もうしつこいよぉ...」なんて言いながらも利用規程のチェックをひとつひとつクリックして次に進むという行為。

作品を選んで時間を確認して、座席を指定してカード番号を入力して、あとは劇場の機械でチケットを受け取る。ちょっと前まで「ぴあ」を買って早めに劇場に行って、窓口に並んでチケットを買ってなんていうのが嘘のよう。そのうち「ぴあ」って雑誌があった事を知らない世代が出てくるのも時間の問題だと思います。

まぁとは言ってもそんな僕もその恩恵に授かっている一人（かつヘビーユーザー）なのですが、今日も午前中に購入して午後に観るという日課をこなすためにPCに向かっていたのでした。ただここ最近その後に予定が入る事が多くなったせいかちょうど良い時間の上映に当たらないため、なかなか観られない作品も多くなってきてしまっているのですが、ちょうど良い物が見つかり購入画面へ...

ただ、時間になりいざ劇場で発券してみるとビックリ仰天！

本当は今日から公開の「ジョン・・カーター」を観るつもりでいたのに出てきたのは「バトルシップ」のもの！最初は「あれ？」なんて思ったものの間違えた訳ではなく、時間の関係でそっちにしたのを忘れていただけという顛末。でも何か烏龍茶を飲もうと思って間違ってとなりのコーラを飲んでしまった時と同じ感じがしました（笑）。

「バトルシップ」

う〜ん。これが面白いのかどうかは人それぞれとしても「ユニバーサル映画100周年記念作品」と銘打たれると若干首を傾げてしまう人も多そう。

確かにCGとかはスゴいんだろうけれど結構な分量がそれで処理されてしまっている事と、そのほとんどが戦艦の中で展開されるためあまり「大作」というニュアンスが伝わりにくいのかなと。それにテクニカル・デザインはやサウンド・デザインが「トランスフォーマー」似通ってしまっているので否が応でも比較してしまうのは僕だけではないでしょう。陸地部分がちょっと雑。

☆☆☆☆☆

なんだろうなぁ...トップガンと海猿とトランスフォーマーを足して3で割ってさらに半分にしたって言うと言い過ぎなのかな？役者さん一人ひとりはいいんだけどなぁ...もう一人ピリッとしまる人が一人いれば違ったかもしれません。浅野忠信は好演というか等身大な感じが良かった。ただいっその事役柄そのままで日本語しか話さないまま主人公との掛け合いがあった方が面白かったのかなとも思いました。

話は違いますが、何年か前のNTTかドコモのCMでSMAPが「ガッチャマン」に扮するやつがありましたが、あれハリウッドでちゃんとやってくれないかなぁ...いや、単に「バトルシップ」っていうタイトルから勝手に「宇宙戦艦ヤマト」を想像していた流れなんですけどね（笑）。