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石光 史明VISUAL CONNEXION C.E.ONY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪visualconnexion.com

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石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O

NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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2012.04.17

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感覚のズレとは恐ろしいものです。
年齢とともに凝り固まり、知らない間に世間一般のそれから遠のいてしまう。

まぁ、もっとも善悪の差以外は映画や味覚のように大抵の場合「主観」の問題だと思うので人との差もさほど気になりませんし、逆に「ダサい」ものの方が広く受け入れられる確率が高いという事も理解できます(自分はダサくないという事ではなく)。

ただ先日かなり衝撃的な事が起きたのです。
いつもより早く映画館に着いてしまったのですが近くに何もなく、仕方がないので珍しく予告編が始まる前の明るい館内に座った時の事。ほどなく予告編前のCMのようなものが流れ出したかと思うと、どこかで耳にしたような音楽とともに映し出された映像にはとても似つかわしくない、深夜に良く見るようなアニメーションだったのです。

「良くこれ訴えられないな?...っていうか、こんなの作っちゃって大丈夫なの?」

これが僕のこのCMに対する第一印象でした。
しかしそのアニメの登場人物たちは明らかに浦安にあるテーマパークで楽しんでいるではないですか...そして、まさかとは思ったものの、な、なんと、それはまぎれもなく本家本元の東京ディズニーリゾートのものだったのです!

確かに震災後入場者数が激減しているという話は耳にした事はありますが、あれはブランドとして禁じ手なのでは?って思ったのって自分だけなんですかね?

あれがアリなら今までの直線的でアメリカンなアニメーションって全否定だと思うんですよね。ポカホンタスにしろ美女と野獣にしろ、全否定なわけで...いや、正直それらのキャラクターが可愛いと思った事はありませんよ。でもそういう世界=ランドなんですから...

ただもっと愕然とした事があったのです。
当然このポストを書くにあたって一応確認のためにYouTubeで検索したところすぐに見つかったのですが、そこの書き記されたコメントは自分の感想とは全く反対のもので、戸惑うどころか賞賛の嵐(笑)。

ま、別にいいも悪いもないんだけど、なんだかなぁ〜。
長いものには巻かれなければいけないんですかねぇ...でも少なくともあのCMを見て以来、ディズニーランドに行きたいなぁ...とは思わなくなりました。あくまでもイメージですけれど...

「ジョン・カーター」

そういう意味ではこのキャスティングは実に王道!
誰がどう見ても「どうだ!これがディズニーだ!」的な直線も◎。

ただね、若干最初と最後のストーリーが雑(笑)。

★★★★★

内容的には「アバター」以降この手のやつはどうしても似通ったように感じてしまいますが、古くは「スター・ゲート」などもあるわけで、どんなにテクノロジーが進んだとしても簡単に行くことのできない彼の地への想い馳せるという行為を我々が忘れることはないということでしょう。

いずれにしても、ディズニーがディズニーであって良かったと思えた作品でしたし、周年記念映画としては先日の「バトルシップ」よりも見応えがありました。

さて前述のCM。どうせなら実写でやれば良かったのに。
そうしたらコメントに書いてあったのと同じ気持ちになれたのになぁ...

正直あれが許されるなら、次回は是非ともドラえもんとのび太がTDLに行くCMでも作って欲しいものです。
え?その方が子供が喜ぶって?

はいはい。どうせもうオジさんですよ(笑)!

でも、お土産コーナーにディズニーとのキャラクターコラボのキューピーちゃんが並ぶ事がありませんように...(願)。

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