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石光 史明VISUAL CONNEXION C.E.ONY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪visualconnexion.com

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石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O

NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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2012.05.08

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皆さんは漫画って読みますか?
自分も子供の頃はドラえもんにはじまり、人並みには読んでいた漫画。
750(ナナハン)ライダーという漫画の主人公達が集まる喫茶店に憧れ、小学校の卒業式で語った「僕の夢」は喫茶店のマスター(笑)。

中学になると私立の一貫校に入学したのですが、当時の通学時間は片道1時間+α。さすがに昔の中学は厳しかったのであまり通学途中に読んだ記憶はありませんが、高校にもなると(義務課程ではなくなるため?)規律も緩くなり、その暇な時間を埋めるために漫画雑誌はまさに必須アイテムで、月曜のジャンプから始まりヤンジャン、ヤンマガ、サンデー等々、方面が同じ友達たちと回し読みするのが日課となっていたものです。

ただ17でミラノに行ってしまった関係で、最初のうちは気になってたまに送って貰っていたりしたのですがさすがに続くわけもなく、自然と展開も気にならなくなり漫画から完全に遠ざかっていった自分。もちろん今でもその習慣は変わらずで、全く興味なといった具合。

あれだけ世間を賑わしているワンピースに至っては、そんな僕を不憫に思ったガード下の飲み屋のお兄ちゃんが自分の持っている単行本を全部持ってきてくれて「10巻まで我慢したら最高に面白いですから!」と折角好意を示してくれたにもかかわらず、1巻途中で撃沈(笑)。なんて言うんですかね、興味のない分野の小説を読んでいるかのごとく全く頭というか目に入ってこないんですよね。

ただ2年くらい前のある夜いつものようにツイッターのTLを眺めていると、自分の同級生と知らない誰かがサウナの話で盛り上がっていて、自称プロのサウナーの自分としてはここに乗っからない手はないなと絡んでみると、話の流れで盛り上がり、たまたまその人が漫画大賞の審査員をしていた関係もあってそのオススメされたのが今日の映画の原作。

いやはや、もうおわかりですよね(爆)。

「テルマエ・ロマエ」

特筆すべきは何よりもこの作品を映画化しようと思った事。そしてそのメインキャストに濃い顔の日本人俳優を布陣した事。もうこの二つに尽きるのかなと(笑)。

原作を読んだ方ならおわかりだと思いますが、この作品の面白さといえば古代ローマ人が現代社会にタイムスリップし「風呂(水廻り」にまつわる事だけにただただ驚くというその「感覚のズレ」を見いだした原作者のセンスが抜群なわけで、もちろん映画のなかでもそれは遺憾なく発揮されてはいるのですが...

ただねぇ...やっぱり原作で言うなら2巻、いや3巻くらいまでは面白いのですが、本作で言うところの上戸彩扮する登場人物が出てくるあたりから俄然つまらなくなってしまうというか、フツーの物語になっちゃうんですよねぇ...

☆☆☆☆☆

後半のスカスカ感は否めないかなと。
セットやスケールの壮大さを出したかったんだろうけれど、ちょっと逆効果かも。
原作とは反対に前述の「感覚のズレ」の部分をもうちょっと浮き彫りにしてくれれば良かったのになぁ...と。

でも結構人入ってましたし「観てみたい!」とあれだけ思わせたのには原作の力、そしてキャスティングの妙があった結果だと思います。

上戸彩。
全く好きじゃなかったけれど、銭湯のシーンでタンクトップ姿が意外とぷよぷよしている所がちょっと可愛くてグッときちゃいました(笑)。

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