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石光 史明VISUAL CONNEXION C.E.ONY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪visualconnexion.com

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石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O

NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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A Parigi...

2012.06.06

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僕が小説を読むと言う行為のなかで最も好きなのは、全く知らない街でも自然と自分の経験値や映像かなにかで見た記憶を重ね合わせて、まだ見ぬ、もしくは架空の街が頭の中に急激に立ち並んでいく過程。こう書くとインセプションのワンシーンを思い出してしまいそうですが、ある意味あの感覚と似ているのかも。 

もちろん街や物体だけでなく、不思議と登場人物一人一人に対しても勝手にイメージを植え付け好き嫌いが出てきますし、だからこそ映画化やドラマ化される際にイメージ通りか否かで議論が巻き起こったりもするのでしょう(笑)。 

ただその反面、その舞台を知っていれば知っているほど情景が手に取るようにわかるのも事実ですし、それこそ思い出が詰まった街を文字で紐解くだけでも、まるで自分が歩いているかのような錯覚を覚える人も多いはず。

ましてやそれが映像となり楽しい思い出であればあるほど、忘れていた記憶までも呼び覚ましてくれる事でしょう。


とても良質な作品。 
観客はオーウェン・ウィルソンという誰もが抱くであろう「ダメ男」的なキャラクターを存分に活かした、いやだからこそその他のキャラクターの曖昧さを際立たせた素晴らしいユーモアの世界に包まれる事でしょう。

そしてウッディ・アレン本人が嫌いだからという人は気にせず観に行くべき。何を隠そう僕もその一人ですが本人は一切出て来ないので(笑)。

★★★★★

最後にパリに行ったのはもう4年前の事ですが、ほぼ全てのカットでその時歩いた場所が出てきたのでとても楽しかった時間を懐かしく思ってみたり...なかなか至福の94分間でした♪

Hope you feel it too...M.

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