Nice to meet you! - Boolog A Go-Go!（石光史明）

あれは何年も昔のこと。

とある雑誌を読んでいたら巻末の読者紹介ページにとても素敵な女性が載っていたのです。

あまりにも好みすぎて思わず「超カワイイ！」を連呼するに留まらず、挙げ句の果てにはたまたま事務所に遊びに来た後輩にも見せ「この子と会いたい！」なんて言い出す始末。まぁここまでなら男なら誰しもある話かなと思います。それにあくまでも（本当はモデルさんなんだけど）素人読者として参加している体だったのでクレジットもなく、今と違って当時はネット検索がそこまで優秀ではなかったのでいつしか熱は冷め、そのままに（って当たり前の話ですが）。

それからどれくらいの時間が経ったでしょう。

いつものように友達とみんなで食事をしていると仕事で遅れていた一人が現場で一緒だった友達を連れてやってきたのですが、これがまた超綺麗な子で（笑）。当然のごとく（半ば強引に）仲良くなりみんなでゴルフに行ったりと交友を深めいつしか仲良しの一人に。

それから何年か経った後に件の雑誌を眺めていたらその読者紹介ページがまだ続いていたのですが、「ハッと我に返る」というのは正にあの事でしょう。慌ててその女の子に電話をして（恥ずかしながらかなり興奮していたと思いますが）こう尋ねたのです。

｢あのさ、〇〇っていう雑誌の読者紹介ページに出たことある？」と...

｢一枚のめぐり逢い」

いやはやなんともロマンティックな作品じゃないですか。

やっぱり人の出会いって運命なんだなと。それで上手くいく事もあれば上手くいかない事もあるでしょう。でも意味がない出会いってやっぱりないんだよねと実感。何らかの理由で必要だからこそ出会ったわけで...

途中のイライラ感も「嘘」がないだけに必要以上に心配しなくていいのが◎。誰かと一緒ならギュッと手を握ってしまうシーン続出です！

そして何よりもテイラー・シリングが可愛いのなんの！

彼女を観るだけも価値ありです（笑）。

★★★★★

ザック・エフロン。

触ったらベットリしてるんじゃないかと疑ってしまうほど濃い顔の割には「前に何やってたっけ？」なんてフツーにリセットされているのが不思議な俳優さん。それも演技力がなせる技なのでしょう。

さて、誰も気になってはいないと思いますがさっきの友達の話、答えはYES。そう、あの時「超カワイイ！」って僕がのたうち回っていたのは、何を隠そうその友達だったのです。

ただ残念なのは他の記事が必要で取ってあったはずのその雑誌がどこを探しても見つからず、初めて出会ってから数年の間にネット環境が格段と良くなった事もあってどうやら僕がネットで調べて後付けした話だと思われてしまった事。

正真正銘、本当の偶然なんですけれどね...

もちろんその子とは今もいいお友達ですが、未だにこの話を信じてくれていないのがちょっと残念かなと（笑）。