Hum... - Boolog A Go-Go!（石光史明）

私事で恐縮ですが、どうにもこうにも最近映画を観たいという欲求に駆られません。いや、正しくは映画館に行きたいという思いに全く駆られないんですよねぇ...

別に観たい作品がないわけじゃないし、その逆で最近はUS iTunesストアで日本で公開されなそうな作品を選んで購入したりレンタルしたりしているので飽きてしまったわけでもない。最初はこんな事をやっていたので時間的に行けないから夏の間は緩い感じでと自分で思っていたのですが、先週の営業終了後2週間経ってもどうにもこうにもエンジンが掛からない。

そもそも自分は映画が好きというのはもちろんなんだけれど、映画館に行くというプロセスが大好きだという事は以前もここで書いたと思います。ただそれって別に何線乗ってどこそこの映画館に行こう！って予定を立てるのが楽しいわけじゃなく、誰かと話している時に「あの映画観たいよね」から始まって「じゃああれも食べたいからこの時間のを観てから行かない？」なんていうそういう一連のプロセスを含めてワクワクできる大衆娯楽（イベント）として捉えているわけです。

これはTV全盛期にテレビ局に勤務していた父親が週末しか僕と遊ぶ事が出来なかったので、空いている週末に新宿や有楽町の映画館をハシゴして色々観ていたという所にあるのですが、あの時も子供ながらに新聞の広告を見て、週末に行く映画を選んだり、今週はどこに連れて行ってくれるんだろうってワクワクしたものです。まぁ男子なんで小さくともそこに多少のエロがあれば言う事はありませんでしたが（笑）。そして帰りは新宿のスポーツクラブに寄ってサウナに入ってラウンジで焼き鳥を食べて...って、あれ今とあまり変わらない（爆）。

じゃあ誰かと行けばいいじゃんって事なんだろうけど、実は結構映画って難しくないですか？入るタイミング（予告編を見る・見ない）に席の位置（真ん中・通路側）、飲むのもの（ジュース・アルコール）に終わってから出るタイミング（エンドロールを見る・見ない）等々...細かいっていうんじゃなくて気を遣うのが面倒で面倒で。それぞれ好みがあるだろうからそういうのを意識しないでいい人がいればいいんですけどね、なかなかどうしていないわけです。気を遣わなくていいんじゃなくて、自然に出来る人が...ねぇ...

あ、ちなみに自分は全部後者なんですけどね。

まぁそんなこと言ってても始まらないので来週からは勢力的に行こう！...かな？っていうお話でした。

おしまいm(_ _)m