Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Planed to be...
2012.10.03
まぁどちらかと言うと間違い無く自分は人生行き当たりばったりで生きていると思う。別に投げやりな人生を歩んでいるという訳でもなくその時の気分というわけでもないけれど、綿密に計画を立てている人からすれば、正に行き当たりばったりだと思う。
昨日ある経済評論家が亡くなったという事をネットのニュースで知った。
何度かTVで見た事はあるけれど、さほど好意を抱く事はなかったし、どちらかと言えばむしろ逆だったはず。
ただ彼の年齢が41歳と近かった事もさる事ながら、今日の昼のワイドショーで放送開始から40分以上も故人を偲んでいることにとてもに興味を覚えた。頻繁に出演していたとはいえ一コメンテーターに対してだ。実際その数時間後の他局の番組では時間にして1分ほどテロップが流れていただけだった。もちろんそれがどうのという訳でもないし、後者も製作サイドや出演者の弔意は充分に感じる事ができるものだった。
でもだからこそ、司会者を始めコメンテーターや中継で様々な人が40分以上に及んで故人を偲び、惜しむ姿にとても愛情を感じたし、その人柄を間接的だけど垣間見る事ができた。ご家族はさぞかし誇らしかったに違いない。
その中でも驚いたのが自身の死を覚悟してからは墓地を買い求め、葬儀の手配から何もかもすべてを済ませていたと言う事。彼が幼少の頃から様々な事に目標を立て、そして実行していたという事だったが、自らの早すぎる死までは予定していなかった事だろう。ただその状況下において最後まで自らの手でやり遂げられたのは今までの積み重ねがあったからこそだと思う。同じように死期を悟り、自ら準備をして亡くなっていった方も多いと思うけれど、年齢が近い分、もし自分に降りかかったならば同じ事ができるのか?という事をどうしても考えてしまう。
そう思うと同時に、この人はどんな人なんだろうと興味が沸き早速アマゾンで近著を2冊ほど購入した。ビジネス書なんて全く興味がないし「単純」なんて言われそうだけど、買わずにはいられなかった。別に自分を変えたいと思ったのではなく、この人を、この人のしてきた事を知りたいと思った。
金子哲雄さん、心よりご冥福をお祈りします。



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