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小嶋享County Line Showroom代表元フリーライター、現在「County Line」ショールームの管理人。19年ぶりの日本に戸惑いながら、恵比寿にアメリカンスタイルのショールームをスタート。毎年2月にカリフォルニアで開催されるヴィンテージファッション・イベント「Inspiration」のメディアディレクターも兼務。www.countyline.jpinspirationla.com

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小嶋享
County Line Showroom代表
元フリーライター、現在「County Line」ショールームの管理人。19年ぶりの日本に戸惑いながら、恵比寿にアメリカンスタイルのショールームをスタート。毎年2月にカリフォルニアで開催されるヴィンテージファッション・イベント「Inspiration」のメディアディレクターも兼務。

www.countyline.jp
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サンシーロ・スタジアム

2011.07.31

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北京空港での足止めに困憊し、ヘロヘロになりながらたどり着いたミラノ、エスペランサ国際空港。時計の針は深夜1時過ぎ。移動だけで24時間も掛かってしまった。次は直行便、そう決心して、空港付近のホテルに一泊。翌朝から気を取り直してヴェローナに向かうことにする。

ヴェローナはミラノとヴェネチアの中間に位置する歴史的な街。
ミラノから電車で2時間程度の距離だが、ここはあえてレンタカーをチョイス。

旅の愛車はFIAT PUNTO。日本でいうなら日産マーチのようなコンパクトカーだ。
IMG_8007.JPG

ヨーロッパの車社会では、マニュアルシフト、ディーゼル、小型車が主流だ。ヨーロッパでオートマチック車に乗るのはお年寄りだけ。女性もマニュアルシフトの車に乗っている。


久々のマニュアルシフトに胸を高鳴らせつつ、まずはミラノへ向けて出発。
下調べ一切なし、『地球の歩き方』なし、iPhoneなし、行き当たりばったりのイタリアトリップが始まった。


エスペランサ空港から高速道路を南東に走ること20分、旅のお供が"ある看板"に反応する。
「サンシーロ・スタジアム(こちらです)」
旅のお供は自他ともに認める"サッカー馬鹿蔵"。ACミラン、長友選手が所属するインテルの本拠地、サンシーロ・スタジアム付近を走行中と知り、素通りなどできるはずがない。「せっかくだから寄ってみる?」の一言に、この日一番の返事をする馬鹿蔵。
行き当たりばったりの旅、最初の目的地はサンシーロ・スタジアムに変更。
IMG_8008.JPG

でかい。でかすぎる。8万5千人収容の巨大スタジアム。24mmのワイドレンズに収まりきらないダイナミックさ。
サッカーにはそんなに興味がないが、せっかく来たのだからスタジアム内も見てみたい。

ミラクル!

オフシーズンにも関わらず、入場ゲートが開いている。
スタジアムに併設されたミュージアムとスタジアムツアーがセットになったチケットを買い、いざ入場。

まずは、ミュージアム見学。超一流選手のユニフォームのとなりには、なんと長友選手のユニフォームも展示されている。長友のユニフォームを見て、なぜか誇らしい気分になる。長友ありがとう!
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スタジアム見学ツアーの最大の売りは、選手のロッカールームに入れること。まずは長友選手が所属するインテルのロッカールームに入る。
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馬鹿蔵のテンションに合わせて、凄いね!と空返事をしてみたが、率直な感想は狭い。そして地味(長友、ごめん)。お世辞にも立派とは言えない。だが、その質素さに好感が持てる。

次はACミランのロッカールーム。
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さすが、イタリアのスキャンダラス首相が所有する金持ちチーム。派手、立派。選手一人一人に革張りの椅子がつく。ベンチだけのインテルとは大違いだ。同じスタジアムを共有しながら、こうも差がついてしまうとは。。。

サンシーロ・スタジアムでシビアな現実を目の当たりにしたあと、今度こそ旅の目的地ヴェローナへ向けて出発!

前フリが長くてすいません。次回はヴェローナへ辿り着く予定です。IMG_8043.JPG
ロッカールームに向かう馬鹿蔵の後ろ姿。